おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。
娘が5歳になったタイミングで渡すようになったお小遣い。基本的には、子どもは欲しいけど、親としてはあまり買いたくないものを本人が負担することになっています。その中でも特に、子どもに負担してもらうことで親子のいざこざが減ったと感じている、現在10歳(小5)の娘のお小遣いの使い道をご紹介します。
■それは誰の希望? 別途料金は自分で払う
外食で食べ放題のお店へ行くこともあると思います。そのとき、子どもは決まって「ドリンクバーも!」と言ってきませんか?
わが家もそうなのですが、いざドリンクバーをオーダーしても、飲むときはそれなりに飲みますが、飲まないときは一杯しか飲まないこともあります。それは親の私からみると、もったいない! それだったら、ごはんのときは水でがまんして、自販機でジュースを買って!と言いたくなります(苦笑)。
ドリンクバーもお小遣いで払ってもらうようにしてからは、「ドリンクバーを付けたい!」VS「もったいない」の争いから解放されました。そして娘は、今の自分の気分はもちろんのこと、店ごとに取り扱っているジュースの種類を確認してから「ドリンクバーを付けるかどうか」を考えるようになりました。
時間制限のある子どもの遊び場で、「もっと遊びたい!」と延長を希望されるときも同様に、遊び場の基本料金は親が払うけど、“延長料金は自分で払う”としています。おかげで、「早く帰りたいのに、時間だけでなくお金まで……」という親の負担が減りました。
■忘れたのは誰?責任は自分でとる
大型ショッピングセンターへ行くときには、水筒を持参するように子どもには常日頃から言っています。でも、もちろん忘れてしまうこともあります。「のど乾いたー!」と言って自動販売機での購入をねだられるのが嫌なので、水筒を忘れたときのドリンク代はお小遣いから出してもらうことにしています。
ただし公園では、熱中症予防のため忘れないようにしたいところ。これは親の私も気にしているにもかかわらず忘れたら、私にも責任があると思っているので、その場合は親が払います。
■買いたいのは誰?“今”欲しいなら自分で買う
学用品のストックは、急に言われてもすぐ対応できるように“予備を1つずつ”としています。たとえば学校で使うノートの場合、“教科ごとに1冊”ということです。その予備のノートがあるにもかかわらず、気に入ったノートを見つけるたびに「買いたい!」と言われることがよくあります。
そこで、必要な分は親の私がお金を払っているので、「どうしても欲しい場合は自分のお金でどうぞ」と言うようにしました。
すると、進級すると変更があるかもしれない教科ごとのノートは、気に入ったとしても、予備として買ってもらえるまで待つようになりました。そして、「じゆうちょう」や「連絡帳」のように進級しても自分の好みで使えるものだけを買うことで、十分満足しているようです。
ちなみに、学用品にもかかわらず、デザイン料があまりにも高すぎると感じた場合、話し合って差額を払ってもらうこともあります。
お店での「欲しい」VS「もったいない」の争いに終止符を!せっかくの楽しい外出の時間が台無しにならないように、親子で納得いく基準を一緒に考えてみてはいかがでしょう?
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ライフオーガナイザー 森麻紀
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