おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
一回で使い切れない食品の保存や消耗品の保管はどのようにしていますか?
わが家の場合、別の容器に詰め替えてしまうと、包装のデザインや色がパッと見で理解できなくなり、探しにくくなることが多い気がします。面倒な詰め替えをして使いにくくなるのではがっかりです。
楽で簡単、わかりやすいを目指すには、使いはじめが肝心。袋や箱を開けるときに「切り口」や「開け口」をそのまま利用せず、一手間かけて切っています。詰め替えることなく保存・保管に便利で、使いやすくなりました。
扉の中はほぼ見える収納がモットーの、わが家の「切り口」「開け口」事情をご紹介します。
■横に切ってしまいがちな袋を、縦長に切って開ける
パスタやうどんなどの長い乾麺の袋、ちくわやえのきだけなど長さのある食品の場合に有効です。
袋の端を縦方向に切ると取り出しやすいし、使い残しがあるときには、袋をくるっと丸めて輪ゴムで止めると簡単に保存できます。
■縦に切ってしまいがちな袋を、横に切って開ける
切り口という表示の有無に関わらず、切り欠きがあればそこからビリっと気軽に開けたくなるものです。縦に勢いよく開けると、袋の形がいびつになってしまうことが多く、そこから中身がこぼれてイラッとすることも。
小分けになったお菓子の袋は、残量に合わせて高さを少しずつ低くしていくと取り出しやすいです。
複数入ったスポンジは、縦に開くように切り口がありましたが
立てて保管するので、その状態で取り出しやすいように横向きに切っています。
■収納場所の形状に合わせて切って開ける
収納する場所に合わせて切れば、形が安定しないものやサイズが異なるものでも、別の容器に移し替える手間が省けています。
排水溝の水切りネットは、裏側にフラップ式の開け口がありますが、
収納場所に合わせて横向きにしてから、一枚ずつ引き上げられるように7、8cmほどの引き出し口を作りました。
こうして引き出し口を作った水切りネットは、小さなバッグに入れてクリップで留めて、収納扉の内側に掛けています。
また、チャック付きの袋は立てて収納するため、箱の真ん中にある切り取り線ではなく、箱の側面(立てて上になる面)をハサミで切り取っています。箱からのぞく袋の高さでサイズがわかるので便利です。
切り取り方はライター原田の記事に詳しく載っていますので、参考にしてくださいね。
>>>チャックつき袋を取り出しやすく収納。キッチンのデッドスペースをとことん使い切る!
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記