おはようございます。
ライフオーガナイザーの三瓶 ちゆきです。
棚板が調整できるのに、意外と調整せずに使い続けてしまう場合も多いのではないでしょうか?「収納が使いにくい」と感じたときは、面倒でも棚板を調整すると、使い勝手がアップするかもしれません。わが家では、コストをかけず、たった5分の棚板調整だけで、布団の出し入れがラクになりました。
■使いにくさの原因は棚板の高さにあった!
わが家には押入れがないため、「IKEA」の「STUVA」(廃番品)に普段使う掛布団や枕を収納しています。
>>>押入れなし賃貸の布団収納どうする? 収納不足には「保管つき布団クリーニング」が便利!
今の家に引っ越して来たのは春だったので、最初はその時期に使っていた布団に合わせて棚板を調整しました。
ところが、冬になるとそれでは羽毛布団がうまく収まりません。無理やり押し込むものだから、扉がきちんと閉まらないことも……(苦笑)。
逆に夏はスペースに余裕があるので、オフシーズン用の布団の上に夏用のタオルケットなどを収納していました。すると、子どもたちが布団を出すたび、必要ない布団まで出てきてしまい、収納前に布団が散乱!なんてことが日常茶飯事に。
■季節ごとの棚板調整で布団の出し入れがグンとラクに
そこで、面倒でも使う布団に合わせて季節ごとに棚板を調整し、一番上の段にはそのとき使っている布団だけを収納することにしたんです。
冬はカバーや毛布などを入れたバスケットを1つだけ残し、羽毛布団がゆったり入るよう棚板の位置をギリギリまで下げます。この時期使わない夏の布団はクローゼットで保管し、棚の上には使っている掛布団と枕だけ。かさばる羽毛布団を出すと、他の布団が一緒に出てしまうことも多いですが、すべて使う布団だから問題ありません。
逆に夏は、そんなにスペースが必要ないので、バスケットを戻し、棚板を上へ移動します(羽毛布団は冬を除き、別保管)。最近、娘の衣類収納(同じ「STUVA」)で余った棚板を追加し、ちょっと肌寒いときに使う布団の専用置き場にしたら、夜中でもサッと取り出せ、さらに便利になりました。
使うものと使わないものをしっかり分けることで、布団の出し入れがスムーズになったのはもちろん、子どもが出し入れしても、乱れる布団は最小限!おかげで、私のイライラも激減しました。
棚板を調整するには布団をすべて出さなければならないので、以前はものすごく面倒な作業だと思っていましたが、実際にかかった時間は意外にもたったの5分!季節ごとに棚板の位置を決めておき、あらかじめ目印のシールを貼っておけば、毎回同じ場所へ戻すのも簡単です。
たった5分の手間で、これだけ日々の負担が減るのなら、やらない手はないですよね?
■定期的に棚板調整をするメリット・デメリット
棚板を調整するメリットは他にもあります。棚板を調整するとき、ついでに中身の見直しと掃除をしておけば、きれいな状態を保ちやすいんです。
布団収納は埃や湿気が溜まりやすく、放置するとカビの心配もありますから、年に4回でも棚板調整ついでにしっかりお手入れしておくと安心ですね。
ただ、棚受けの固定にねじを使うタイプの場合、あまり頻繁に棚板の調整をすると、ねじ山がつぶれてしまう場合もありますから、そこだけは注意が必要です。
玄関のシューズボックスや子どもの衣類収納なども、わが家では必要に応じて棚を調整しています。棚に合わせて収納を考えるのではなく、収納したいモノに合わせて棚を調整すると、より使い勝手がアップするかもしれませんね。
棚板調整で収納の使い勝手をアップする方法はこちらにも:
・靴をもっと収納したい!下駄箱の靴収納量アップは差し込みダボと棚板で解決!
・DIYが苦手でも大丈夫! いちばん楽&スムーズにできる棚板の増やし方
・「冷蔵室の最上段が使いづらい」は、棚板を外す、高さをいかす、収納グッズをプラスで解決!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 三瓶 ちゆき
HP : Le KURASSO 暮らしをラクに楽しく!