おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
わが家のリビングダイニングは10.5畳と広くはないスペースです。なるべく広く使うために家具は極力置かないようにしていましたが、最近、収納家具を大幅に買い足しました。
今日はそんなわが家の収納家具選びと、新たにしまったもの、しまわなかったものについてご紹介します。
■薄くて低い家具は、狭小リビングの壁面収納におすすめ
リビングダイニング用に初めて購入したのがIKEAの「エーケト」でした。専用家具ではありませんが、サイズがピッタリでキッチンカウンター下に置いていました。
当初は仕事道具を、その後は子どもたちのカードゲームやDVD収納として使っていました。「エーケト」の奥行き内寸は21cmとやや浅めです(※深いタイプと2 タイプあり)。書類収納には少々難ありでしたが、こまごましたおもちゃやDVDの収納には便利に使えるようになりました。
あるとき気分転換に「エーケト」をリビング側の壁面に移動させたら、扉前のスペースが広がったからか、上にカウンターがないせいか、さらに使いやすく感じました。
意外だったのが圧迫感がなかったことです。奥行きが25cmと浅く、高さも70cmとダイニングソファーの背もたれほどの高さしかありません。これなら壁幅いっぱいに置いても窮屈にならなそうと4台買い足すことにしました。
■「エーケト」に移してよかったものベスト3
これまでリビングで使うものも、別室に収納していました。それらを集めて「エーケト」にしまうことに。移して特によかったと思うものは次の3つです。
1.本・雑誌
私の本は今まで寝室内のワークスペースに置いていましたが、ほとんどはくつろぎタイムのお供。試しにリビングダイニングに持ち込むと、以前より手に取るようになりました。扉つきなので丸見えにならないし、ほこりもつかず一挙両得。単行本や雑誌の奥行きにほどよくピッタリなのも気に入っています。
2.お酒と関連グッズ
夫婦ともに飲み始めるのはたいてい夕食の準備どきです。以前は調理中に、キッチンに入ってお酒の準備をする夫を邪魔に感じることもありました。キッチンから「エーケト」にお酒グッズを移したら、お互いの動線がかぶらないので無用のイライラがなくなりました。
3.地球儀
子ども部屋にあった頃の地球儀は、単なるお飾りでした。テレビ近くの「エーケト」の上に置いてみたら、ニュースやドキュメンタリー番組をみるときに、日常使いするように。地球儀がこんなに活躍するようになるとは思ってもみませんでした。
■「エーケト」に移すのをやめたもの
一方で、試したものの結局元に戻したものもあります。取り皿類がその一つでした。
盛り皿としては使わないので、ダイニング側にあるのは便利そうだと思いましたが、後片づけが億劫になってしまいました。食洗機から出した食器を、カウンターをぐるりと回るのが面倒で、キッチンカウンター上に載せっぱなしにするように。
今は、使用頻度が比較的低いお酒用グラスと、カップ&ソーサ―だけを「エーケト」にしまっています。
ほかにもアイロンやキャンドルグッズやテーブルクロスなど、リビングまわりで使うものをしまえる頼もしいスペースになりました。“薄くて低い”は狭小リビングにおすすめです。
片づけのプロがリビング収納にしまっているものは?:
・テレビ台を子ども専用スペースにしたら大人のストレス激減!固定観念に縛られないテレビ台の活用法
・すぐできて効果大!リビング収納3つの工夫で家族に「あれ、どこ?」と言わせない!
・探し物がなくなるリビング収納の考え方【よく使うけど生活感が出やすい爪切り・耳掻き編】
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし