おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
今日は、千葉県習志野市在住のライフオーガナイザー田所励子さん宅のキッチン収納をご紹介します。
田所さんは築12年3LDKのマンションに、大学生と中学2年生の息子さんと暮らしています。ご主人は現在、単身赴任中です。
中学生の息子さんは、サッカーチームに所属。週5日ある練習には、お弁当やみそ汁を持って行きます。また、筋力アップのためにプロテインを飲むのが日課です。
子どもたちが小さい頃から、「できるだけ自分の準備は自分でやってほしい」と考えていた田所さん。サッカーを始めた幼稚園の頃から、水筒は子どもの手が届く場所に置いたり、ユニフォームは準備しやすいハンガーをつかったり、と工夫してきました。
中学生になって飲むようになった息子さんのプロテインやインスタントのみそ汁も、出し入れしやすいよう息子さんのために専用ボックスを用意しています。
販売時のパッケージのままだと粉が飛び散りやすいプロテインは、「カインズホーム」の「片手で開け閉めができる保存容器」に入れ替えています。プロテイン1袋分がちょうど収まり、子どもでも簡単に開け閉めできます。(写真:中央収納ボックス内、奥の白いフタの容器)
インスタントみそ汁は、具と味噌のパックを別々のボックスに入れています。さらに、パックは1つずつバラバラにしてから収納。それぞれのボックスから1パックずつとればいいので、袋の中をゴソゴソ探さずにすみます。子どもがストレスなく準備できるようにする、大切な下準備です。
インスタントみそ汁を入れているボックスは、みそ汁の外袋を内側に折り込んでつくったもの。こうすることで在庫数が把握しやすくなり、息子さんが購入時期を知らせてくれるようになりました。お菓子なども同じように収納していますが、気づいたら在庫ゼロということがなくなったそう。特別な収納用品を用意しなくても、見やすくできるのはうれしいですね。
息子さん用ボックスは、食品などのストックと一緒にキッチンそばの造り付けの棚に置いています。キッチンとも近く、動線もスムーズ。必要なときに、一人でみそ汁やプロテインを用意してでかけるそうです
最近は、仕事で夕方留守にすることも多くなったという田所さん。子どもが必要なものを自分で準備できるよう、家の中を整えてきた効果をこれまで以上に実感しています。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
記事・撮影:会田麻実子
ライフオーガナイザー 田所励子