おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。
洗剤やシャンプーなどがなくなったことに気づいたら、夫は何も言わずに詰め替えや補充をしてくれます。とても助かるのですが、困っていることが1つありました。ストックが無くなったことに私が気づかず、在庫切れになって、慌てることがあったのです。
考えてみると、わが家の在庫管理はとても曖昧で、家族には伝わらない、私独自のマイルールがありました。「在庫切れを防止するにはどうすれば良いか」「家族で共有するにはどうすれば良いか」を考えて、「簡単・見える化」したら、さらにわが家の家事シェアが進みました!
■ストックは「1つだけ。なくなったら購入」のルールで簡単!
収納場所の問題だったり、モノの管理が苦手な性格から、「ストックはあまり持ちたくない」という思いが、強くありました。そのため、「〇〇は、これぐらい残っていれば大丈夫」という感覚で在庫管理をしており、ストックの購入がいつもギリギリになりがちでした。
そこで、「すべて1つずつストックする」にルールを変更。洗濯まわりの場合、洗濯用洗剤・柔軟剤・オシャレ着用洗剤・洗濯槽掃除用洗剤を1つずつ。ストックを使用し、在庫がなくなったら、すぐに購入することに決めました。
■ストックを使ったら「メモ共有」で見える化
次は、在庫がなくなったものを、どうやって夫婦で共有するか。
いつも予定の共有に使っている、アプリ・タイムツリーのメモ機能を使うことにしました。チェックリストを入力したタイミングで、通知が届きます。
このメモを、買い物するときに確認するだけ。夫に買い物をお願いするときも、入力済みのチェックリストを見てもらうだけなので、とても楽になりました。
購入したものは完了済みにできるので、重複して買ってしまうということもありません。子どもたちが大きくなったら、在庫管理も買い物も簡単に協力してもらえそうだと期待しています!
■絶対に切らしたくないお米は、「メモを貼って」安心!
ストックはあまり持ちたくないと思っている私ですが、防災備蓄の観点から、お米は絶対に切らしたくありません。しかし、お米のストック置き場にしている引き出しは、頻繁に開けない場所。そのため、在庫がなくなったことに、しばらく気づかず慌てたことがありました。
そこで、お米の袋を収納している場所に、「お米がなくなったら教えて」とメモを貼っておくことにしました。夫が補充したタイミングでお米がなくなることは、1、2カ月に1度のことなのですが、忘れず教えてもらえるようになったので安心です。
いつも5kg×2袋を、翌々日には届けてくれるネット販売を利用しています。5㎏で約33合なので、わが家の場合、5kgのお米を開封してから2週間もつ計算です。
ストックは「1つだけ。なくなったら購入」すると決め、家族で在庫を共有できるようになり、ストック切れで焦ることはなくなりました。また、感覚で在庫管理をしていたときと違い、買い物中に「ストックが無くなりそうなものは何かあったかな…?」と悩むこともなくなったことも、大きな収穫でした。
家族が協力的なことに感謝しつつも、「これぐらいは仕方ないか……」と、小さな悩みは1人で解決しようとする癖が、まだまだあることに気づきました。そして、誰もそんなことを望んでいないことにも。
これからもどんどん、1人でがんばるのではなく、家族と簡単に協力できる方法を見つけて、さらに快適に暮らしたいです。
家族も協力しやすいストック管理・収納方法:
・紙ものの消耗品をうっかり切らさない! 備蓄も兼ねたストック収納で管理する方法とは
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 木村道子
ブログ :ナノハナニッキ