おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。
私はモノを手放すことにあまり抵抗がないタイプだと思っていましたが、子どもの成長が感じられるモノは、なかなか手放せません。
子どもは「いらない」と言っているし、持っておいても使うことはありません。そして私自身も、「手放したほうがよい」と思ってはいるのですが、手放しにくいのです。
そんな親として思い入れがあるモノは、私なりのルールを決めて、残したり、手放したりしています。
■リメイクでカタチを変えて残す
長年手放せずにそのまま残していたランドセル。
生地や金具の一部を再利用して、子どもたちそれぞれの財布にリメイクしてもらい、再び使うようになりました。
ランドセルのリメイクについては、こちらの記事でも紹介しています。
>>>捨てられない使い終わったランドセルは、財布にリメイクして再び使えるアイテムに
■作品は「残すモノ」「手放すモノ」の基準を決める
子どもの作品も手放しにくいモノです。以前は子どもが持ち帰ってきた作品は、すべて衣装ケースに入れて残していましたが、どんどん増えていきます。
そこで、絵は美術展やコンクールで「入賞」した作品だけ。工作は、ひなまつりやクリスマスなどの「季節モノ」の作品だけを残すという基準を決めました。
絵は2階の廊下の窓のところにレールをつけてもらい、額に入れて、掛けて飾っています。
工作は、ひな人形を出したとき、クリスマス飾りをするときに、一緒に飾っています。
収納も、ひな人形を収納している箱、クリスマス飾りを収納しているケースに、それぞれ一緒に収納して保管しています。年に一度飾るたびに、当時の子どもたちのことを懐かしく思い出します。
■期間限定で残しておいてから手放す
年度末に片づけをして、「もう、いらない」となる子どもたちの“授業のノート”を、私は手放せません。
私が手放せない理由は、「ノートを手放してしまったら、頑張って勉強してきた努力もなくってしまいそう……」という勝手な思い込みがあるからです。
そこで、子どもたちの高校卒業後の進路が決まるまでは、お守りのつもりで、私が保管しておくことにしました。「いらない」と言う子どもたちには内緒で、物置きの衣装ケースの中に残しています。
現在は、大学生になった長男のノートはすべて手放していて、高校生の長女のノートだけが残っています。
思い入れがあり、手放す踏ん切りがつきにくい場合は、残しておく基準や、期間を決めると、納得して手放すことができました。手放せないのは親の私なので、残しておくときは、子どもの部屋ではなく、私の責任で保管して、後悔なく手放すことが大切だと感じています。
「使わないけど捨てられない」子どものモノとの向き合い方:
・思い出の品は、毎年の“ざっくり整理”と節目の“しっかり整理”でうまくいく!
・残したいけど片づかない! 子どもの絵や工作の収納“3つのお困りごと”の解決策
・1人1箱の「思い出ボックス」で、子どもに“時間軸でのモノとの付き合い方”を伝える
あなたは生み出された時間で何をしますか。
何をしたいですか。
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんの”暮らしの小さなモヤモヤ”について考えるブログ