おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
収納するときに仕切りがあると便利!と思うことがよくあります。ちょうどいい収納用品が見つかればいいのですが、「あと1cm小さければ……」「仕切りが4つだったら……」など、条件がぴったり当てはまらないことも。
そんなときは、昔からたびたび脚光を浴びる牛乳パックが、やっぱり便利です。
もちろん、工作が好きなこと、4人の子どもたちのおかげで空きパックには不自由しないこと、という前提はあるのですが。
今回は、キッチン周りでの収納3カ所と、おまけの洗面台収納についてご紹介します。
■包丁用ホルダーの仕切りとして!
わが家にある包丁は3本です。料理をするときにその場でサッと手が届くように、上段の引き出しに収納しています。
引っ越しした際に、収納に合わせて包丁ホルダーを購入する予定でいたのですが、「専用のものを買う前に、もともと持っている収納用品で代用できないかな?」と仮で試してみたのが、下の写真の「キッチントレー+牛乳パック仕切り」の組み合わせでした。
見た目はステキではないかもしれません。だけど、専用のものを買わなくても、十分問題なく使えているので、今のところは、包丁ホルダーを買わなくてすんでいます。
■シャンパングラスの倒れ防止にも!
お酒があまり飲めない夫婦なので、ワインやシャンパングラスは、来客用として手が届きにくい吊り戸棚に収納しています。ただ、ときどきの晩酌用として、1脚だけはキッチンカウンターの高さがある引き出し(水筒を収納)に入れてあります。
繊細なグラスは引き出すたびに揺れてしまうので、一緒に並べている水筒とぶつかって割れてしまいそう……。それを防ぐために、試しに牛乳パックに入れてみると、安定感がでて、緩衝材代わりとしてもいい感じに。
牛乳パック1本分(グラス1本)では倒れやすかったので、もう一つ貼り付けました。こちらには、水筒やマグなどを重りとして入れています。こんなふうに、使いながらアレンジができるので、つい「困ったときの牛乳パック頼み」になっちゃうんですよね。
■冷蔵庫内の仕切りとしてちょい足し!
わが家の冷蔵庫は「シャープ」どっちもドア502Lタイプです。冷蔵室には、チルドルームの前にユーティリティールームと呼ばれる凹みがあります。
カラシやワサビなど、小さめの調味料を適当に放り込んでいたのですが、どれが古いのかが把握できず捨ててしまうこともよくありました。そこで、牛乳パックで仕切りを工作!
早めに食べるものコーナーも作ったので、家族にもわかりやすく、優先して使えるようになりました。欲しい形にピッタリと合うように作れる牛乳パックは、真四角でない場所にこそ、使いやすいのです。
汚れやすい冷蔵庫ですが、牛乳パックなら軽く洗ったり、除菌シートで拭いても、1年以上は使えるので、一度作ってしまえば長く使えるところも使い勝手がいいですよね。
■おまけ。洗面所でシンデレラフィット!
洗面所では、ベースメイクやヘアオイルなどの置き場所を牛乳パックで作っています。
自立しにくい化粧品が立てて収納できるように、ひとつひとつ仕切っているので、引き出した勢いで倒れることもありません。
2年ほどこの仕切りを使っていますが、引き出すたびに、定位置にきっちり収まっている様子を見ると、なんだか嬉しい気持ちになっています。
日々の片づけは、楽で簡単にしたいタイプ。収納の中は、ポンっと置くだけで片づく状態がいちばんです。かゆいところに手が届く牛乳パックは、きっとこれからも困ったときに役立ってくれるはずです。
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある