おはようございます。
ライフオーガナイザーの大和恵子です。
「ストウブ」の鍋は、食材をワンランクおいしく調理でき、ビジュアル的にもモチベーチョンのあがる、私のお気に入りの鍋です。でも最近、おいしさゆえの鍋の重さが「毎日使うには重い!」と思うように。
そこで手持ちのストウブ鍋の中で比較的軽量な「ラ・ココット deGOHAN(16CM)」でおかず作りを試してみたら、今までより楽に、そして今までどおりおいしく作れました。鍋の特徴や調理のコツを紹介いたします。
■3つのストウブ鍋の重さ・容量を比べてみると
鋳造ホーロー鍋は、厚みによって鍋全体に熱がゆっくり伝わり、さらに鍋の形状が蒸気を対流させて食材に返し、蓋の重みで圧力鍋のように旨味を逃さないのが特徴です。おいしく調理できるのですが、とにかく重いのが玉に瑕。
わが家の3つの鍋の重さと容量を比べてみました。
ラウンド22は、煮物や煮込みに日頃よく使っているもの。deGOHANは、羽釜の形をした炊飯(2合)用の鍋。オーバル29は、おでん・ポトフ・正月のがめ煮など大量仕込み用です。
全体の重さ フタの重さ 容量
ココットラウンド22 3.98kg 1.5㎏ 2.2L
ココットdeGOHAN 2.35kg 0.8kg 1.74L
ココットオーバル29 5.6kg 1.98kg 4.2L
deGOHANの重さは、全体・フタともラウンド22の約半分!最近わが家では、4~5合ごはんを炊いて冷凍保存するようになったので、deGOHANをほとんど使っていませんでしたが、おかず作りに使ってみることにしました。
■deGOHANで2人分のおかずを作ってみると
うちでよく作るメニューをdeGOHANで作ってみました。どれも、食材と調味料を入れて煮込むだけの調理法です。
① 鶏のトマト煮込み
材料は、鶏もも肉1枚、パプリカ赤黄それぞれ1/4個、ピーマン1個、たまねぎ1/2個、トマトソース大さじ3。
短時間の煮込みですが、鶏肉はほろほろにおいしく仕上がり、野菜もやわらかい。
② ピーマンの肉づめ
材料は、ピーマン5個、豚ひき肉と同量のえのき、しょうゆ麹大さじ2、酒大さじ2。ピーマンは半分に切らず、ヘタ部分を切りとり、豚ひき肉とえのきの肉ダネを詰めました。
ピーマンからタネが出ることもなく、ふっくらとでき上がって味も全体にしみていました。
③ 肉じゃが
材料は、じゃがいも4個、玉ねぎ1/2個、牛肉150g。しょうゆとみりん各大さじ3で調理(写真一番下)。
3品とも夫婦2人分に充分なおかずの量をおいしく作れました。調理中のフタの扱い、鍋の取り出し、洗いも軽くなった分、楽になりました。
■deGOHANでおかず作りを失敗しないコツ
基本は、「10分加熱して食材を上下入れ替えして10分加熱し10分放置」。上記のメニューも食材と調味料を入れて火にかけ、鍋が熱くなった後、10分、10分、10分でつくりました。保温性が高いので、食材にじっくり味もしみこみます。
火加減は、鍋が熱くなったら弱加熱(Panasonic IH メモリ2)で十分です。ラウンド22などと比べ底面積が狭いので、より注意が必要でした(焦がした経験あり)。
味には関係ありませんが、調理中はフタ・取っ手が熱くなるので注意が必要です。
使っていなかったdeGOHANが普段使いの鍋に昇格! そのほかの鍋も使い方を見直しながら大切に使っていこうと思います。食事は毎日のことなので、お気に入りのものとご機嫌でキッチンに立ちたいですね。
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ライフオーガナイザー 大和恵子
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