おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。
お正月の楽しみのひとつでもある年賀状。みなさんは年賀状のやりとりをされていますか? この数年は、「年賀状はやめました」という声を、身近でも聞くようになってきました。
実は、私も「年賀状をやめられたらいいな」と思っているひとりです。なのですが、諸事情でいきなりすべてを「やめました」というワケにもいかないわが家です。
そこで、少しでも年賀状準備の負担が軽くなるように、作成方法や収納・保管を見直してきました。
■年賀状が負担になってきた理由
わが家は、「お寺用」「親戚・友人・知人用」「子ども用」「両親用」と、毎年私がパソコンで、多いときは500枚以上を作成していました。「友人用」はさらに、家族写真入りと、イラストだけとに、出す相手によって分けてつくっていました。
子どもたちが小さい頃は、私も楽しんで準備をしていたのですが、年々他のことで忙しくなり、年賀状ばかりに時間をかけられなくなってきました。
また
・義理でやりとりしている
・子どもたちが成長して写真入り年賀状に疑問をもつようになった
・SNSでいつでも近況がわかる人が増えた
という理由で、年賀状を準備するモチベーションが下がり、負担に感じるように。
そこで、次の3つのことを見直してみました。
■オリジナルを手放して、印刷会社におまかせする
まず、以前はわが家のオリジナルにこだわって自分でつくっていたのを、ネットで印刷会社に注文することにしました。
最初は、文面デザイン、印刷だけをお願いしていましたが、住所録データを送って、宛名面の印刷サービスもお願いするようになりました。
ネット注文だと、文面を考える時間、事前にハガキを購入する手間がなくなったうえに、「お寺用」「友人用」の全種類が同時にできあがるので、かなりの時短になります。
ひとことメッセージは手書きで書きますが、以前よりは年賀状に費やす時間が格段に減りました。年賀状印刷サービスは、どこも納期が早くて、仕上がりもきれいなので、少し注文のタイミングが遅れてもすぐにできてきます。10月頃から気になっていた年賀状準備も、気持ち的に追われなくなり、ラクになりました。
■ハガキファイルを手放して、ハガキケースで保管する
次に、もらった年賀状の保管方法を見直しました。
見直すまでは、もらった年賀状はハガキファイルに入れて、すべて保管していました。ファイルの数が増えてきて保管場所に困るようになったので、2年分だけを残すことにして、過去の分は手放しました。
写真入り年賀状はちょっと手放しにくかったのですが、「送ってくれる人は毎年写真入り年賀状なのだから、更新した」と考えたら、手放せるようになりました。
そして、ハガキファイル収納をやめて、「お寺」「親戚・友人・知人」「子ども」などに分けて、それぞれを輪ゴムでまとめて、全部一緒に100均のハガキケースに入れるようにしました。
まとめるときに、それぞれの枚数を付箋に書いて貼っておくようにしたら、次の注文がスムーズにできるようになりました。
■いつでも近況がわかる人には「年賀状じまい」をする
やはり枚数も減らしたいのですが、お寺関係はなかなか減らせません。そこで、まずは私の友人・知人のなかから、SNSでつながっている人、ママ友など地元でいつでも会える人を中心に「年賀状じまい」をすることにしました。
つながりを切りたいわけではないので、「年賀状をやめる理由」「今後も交友関係は続けたい」「LINEやSNSでつながって」ということを書いた、年賀状じまいの挨拶を送りました。
それでも年賀状が届いた場合には、メッセージか寒中見舞いで返信をすることにしました。
やめたいけどやめられなくて、近年は気が重かった年賀状準備でしたが、自分にとってラクになる準備や保管方法にしたことで年の瀬の忙しさの負担が軽くなりました。
片づけのプロの年賀状づくり、収納についてはこちらも参考に:
・年賀状は捨てられない派必見! 11年分を「アルバム」「住所録」のように1冊管理した方法
・すきま時間でできる!⾯倒もイライラも⼿放せる「スマホで年賀状」のすすめ
・年賀状づくりの“めんどくさい!”を減らす3つの“型”づくり
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何をしたいですか。
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ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんの家もココロも軽くなる暮らしの見直し