生活感を出したくない!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

「生活感を見せたくないから、ものは出しておきたくない。でも、見えないと忘れてしまう」。大学生になり一人暮らしを始めて3年経つ娘が試行錯誤してきた結果、自分に合った収納スタイルが見つかったようです。

収納用品を選ぶポイントは3つ。
1. 部屋作りと同じ色やトーン、質感のものを選ぶ
2. 同じ形・色の収納用品で揃えすぎないこと
3. 同じ分類のものが入る大きさのものを選ぶ

なんと、自分に合った収納用品の選び方は、部屋づくりにヒントがありました。選ぶポイントが整理できたら、収納に迷うことがなくなったようです。

■自分にあった収納スタイルは部屋作りにヒントがあった

大学生一人暮らしを始めたとき、「オシャレな部屋にしたい」と、張り切っていた娘。娘が思うオシャレな部屋とは、「色の統一感」「好きな物を飾る」「生活感が見えすぎない」の3つでした。当初、統一感を持ちたいと選んだ色は、白・グレー・ブルーの3色。

生活感が嫌!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

好きなものを飾るスペースもつくりました。

生活感が嫌!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

さらに、「生活感が見えすぎない」とは、どんな状態なのか、詳しく聞いてみました。どうやら、「見えてもいい生活感」と「隠したい生活感」があるようです。

■隠したいものは見える場所へ置き替え、収納用品に着目

「見えてもいい生活感」とは、具体的に聞いてみると、アクセサリーやメイク用品、好きなものに加え、好きな色のものは見えてもいいのだそう。自分が好きと思うものが値するようです。飾る感覚に近く、気にならないと言います。

生活感が嫌!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

「隠したい生活感」に値するものは、掃除道具や薬、電池や工具、日常から非日常的なものまでありました。当初、クローゼットの奥に置き場所を作っていました。

ところが、買い足したときに、どこに収めたのか忘れたり、何をどれだけ持っているのか、管理が難しかったよう。こうなると、クローゼットの入り口やテーブルの上にものが置きっぱなしになることも増え、いつの間にか部屋が散らかることがあったようです。

やっぱり、見える場所に置くしかないのか..。そんな娘の部屋が、今では置き場所を見直し、収納用品の選び方を変えたことをきっかけに、散らからなくなったと言います。

■揃えすぎは注意!好きな色・形の収納用品を選ぶ

現在、クローゼットに収めていた生活用品は、見渡せばわかる場所に箱を使って置き替えています。収納用品は、家にあるものでお試し収納をしてみたそう。大きな収納ケースから小分け収納に変えたものもありました。薬は、小分けにしたことで、どんな薬を持っているのかも分かりやすくなり、管理もラクになったそう。

生活感が嫌!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

使う収納用品の色は、部屋に合わせて白・グレー・ブルーが基本。でも、形や大きさはバラバラです。

生活感が嫌!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

実は、これが自分に合った収納スタイルを知るきっかけになったようです。「あらっ?ものの出し入れがラクにできている」。そう、収納ケースの色や形を見て、何が入っているのかを判断している自分がいる。同じ色・形の収納用品を揃え並べる収納スタイルは、たくさん並ぶとどこに入れるか、迷うことがある。収納用品の形や色で見つけ、確認の意味でラベルを見ることはある。そんな、自分に気がついたそう。

今は、好きな色・形の収納用品を使って見せたくないものは隠すことができています。ファイルボックスには、書類関係。工具や配線に使うコード、文具などは、特徴ある箱に入れていました。

生活感が嫌!隠し方を変えてわかった自分に合った収納用品の選び方

部屋の模様替えも何度かしているようです。収納用品の特徴が、どこに置いたのかを忘れない目印に。好きな収納用品で、揃えすぎないことが娘の収納スタイルになっているようです。

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ライフオーガナイザー 秋山陽子
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