おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
今日は、埼玉県三郷市在住のマスターライフオーガナイザー、巽洋子さん宅のリビングルームをご紹介します。
過去記事はこちら:
・メリハリと見え方がポイント!オープン収納のゴチャつき問題を解決
・料理を子どもと一緒に楽しみたい!子どもが進んでキッチンに立ちたくなる秘密とは?
・「洗う」「干す」「しまう」の動線を効率化!洗濯がラクになる間取りのアイデア
5年前に建てた注文自宅に、9歳と5歳の2人の娘さんとご主人の4人で暮らしている巽さん。二面に大きな窓を設けた明るいリビングにある大きな家具は、ソファとオットマン、TVボードくらい。家族のものが集まりがちなリビングですが、大きな収納家具が見当たらないのに、すっきりとした空間を実現しています。
リビングの大型収納(1枚目の写真右手)にある幅180cm、奥行き45cmのスチールシェルフ。雛人形やクリスマスツリーなど季節のものと一緒に、ターンテーブル2台とミキサー、たくさんのレコードが。これらはご主人が趣味で使っていたDJブースです。仕事が忙しい今は、使う時間がほとんどないそうですが、ご主人が使いたくなったときにいつでも使えるように収納しています。
「このスペースは、ターンテーブルとミキサーがおけるようにと設計段階から考えていました。夫の趣味や持ち物を尊重することが夫婦円満の秘訣です(笑)」と巽さん。ターンテーブルを置いた棚も、そのまま使える高さを選ぶなど、ご主人への愛が感じられるアイデアですね。
ダイニングの下、中2階のような場所(1枚目写真ソファ後ろ)にあるのが、おもちゃスペース。リビングダイニングにおもちゃがないのは、すべてここに収納しているから。秘密基地のような雰囲気が子どもたちにも人気です。最近はピアノとお絵かきに夢中になっているそうで、おもちゃは以前よりも減ったとか。成長にあわせて収納するものも変わっていきそうです。
家族が集い長く過ごすリビングは、雑多なものが集まりがち。だからこそ、暮らしを始める前に、収納や動線をしっかり考えておくことは、その後の生活にゆとりを与えてくれるようです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:会田麻実子
ライフオーガナイザー 巽洋子