おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
先日の片づけ収納ドットコムの編集会議で、わが家のランドリールームについて質問がありました。雨の多い北陸地方で、一年中部屋干しをしているわが家のランドリールーム。広さや動線、洗濯物が多い中高生がいても衣類が散乱しないコツなどは、片づけのプロも関心があるよう。
今回は、ランドリールームで工夫していることをお伝えします。
■洗う・干す・収納まで1カ所で完結するとラクになる
ランドリールームの広さは、幅2m×奥行き3.6mで、4畳ほどの広さです。4年前に家を建てたとき、快適な室内干しをかなえるために、他の場所が狭くなってもランドリールームの広さを取るよう意識しました。
朝と夜、1日2回洗濯をするため、サーキュレーターと除湿機をフル稼働しています。
毎日部活で、洗濯物が多い中高生の息子たちの衣類は、1階のランドリールームで、洗う→干す→収納まで完結できるようにしています。私服、部活着、パジャマ、下着など、制服以外はすべてランドリールームに収納しており、2階の自室のクローゼットに洋服は入れていません。
私と夫は、パジャマと下着のみ1階のランドリールームに収納。洋服は、2階のクローゼットに入れています。
■子どもたちの衣類は、減らせる私服を厳選する
野球部の息子たちは、どうしてもユニフォーム類が多くなりがちです。その分、私服で出かける機会は少ないので、思いきって私服を減らしています。
息子たちの私服を数えてみたら……、高1の兄はアウター1、トップス4、ボトムス3の全部で8着。中2の弟は、私服で着られそうな服はTシャツ1枚、ボトムスは私のお古のデニムが1枚しかありませんでした!
部活用のTシャツをパジャマにしたり、普段着にしたり、併用できるものは、なるべく数を減らして管理をラクにしています。
ちなみに息子たちの靴下は、学校用と部活用のみ。私服用の靴下はありません。
■乱れないコツは、シンプルな動線と簡単なアクション
干していた洗濯物が乾いたら、兄弟別にランドリールーム内のハンガーパイプにそのままかけて収納しています。
息子たちが洋服を取ったあと、パイプにハンガーだけ取り残されることもよくあります。やれやれ、と思いつつ回収していますが、5歩以内で戻せるので許容範囲です。
また、ハンガーが足りないとストレスを感じるので、あらかじめ「ニトリ」の洗濯ワイシャツハンガーを多めに用意しています。
パジャマと下着は、同じボックスに入れるだけで、たたみません。
「一度着て洗わない洋服はどうするの?」とよく聞かれますが、一時置きも基本的にはなし。散らかり防止のため、少し着ただけでも洗濯をしています。
散らかりがちな布類は、シンプルな動線と、簡単なアクションを意識してちょい置きを防止。乱れないようにしています。
洗濯がラクになる、ランドリールームについてはこちらも参考に:
・ランドリールームはどこにつくるのが最適? 洗濯動線からひも解く間取りのヒント
・部屋干しスペースが足りない!“洗面所のランドリールーム化”で洗濯ストレスを一気に解消
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ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日