おはようございます。
ライフオーガナイザーの山岡志帆です。
わが家の小学1年と保育園年少の姉妹は、毎朝の通園・通学の荷物が大量にあります。60㎡と広さに余裕がないわが家では、どこに置けばいいか悩みどころでした。
季節や曜日によっても持ち物が変わるので、前日の夜には荷物をまとめておきたい。でも、一カ所に置いておけるような場所が部屋には見当たりません……。玄関に並べればわかりやすいのですが、通路をふさいでしまうのです。
そこで目をつけたのが、玄関に続く廊下の「壁」。子どもたちが朝持っていくものを壁にかけられるようにしたところ、朝は快適に出発し、帰宅後の片づけもスムーズになりました。
わが家の廊下の壁面収納法をご紹介します。
■賃貸マンションの廊下の壁が収納スペースに変身!
玄関を上がったところにある長さ1.5mほどの壁に、保育園の通園グッズや小学校のランドセル以外の持ち物を掛けられる壁面収納を設けました。
壁に取りつけたのは「無印良品」の「壁に付けられる家具長押88㎝」。ここに100円ショップの長押用フックや「無印良品」の「ステンレス横ブレしにくいフック・小」をかけてカバン類を下げています。長押の耐荷重は6㎏あり、カバンをどんどんかけられて助かっています。
フックのズレ対策として、引っかける部分に耐震マットを挟んでいます。これだけで落ちなくなります。
さらに長押の左右に「ダイソー」の「穴跡が目立たないピンフック」を3カ所設置しています。そのうちの一つは帽子用。洗濯ばさみをくくりつけた紐をフックにかけ、帽子を挟みます。単純ですが、かさばる帽子がフック一つに収まり重宝しています。
残りのフックは、上着をかけたり、荷物が増えたときに活躍しています。長押とフックの活用で、通り道を確保しつつ大量の持ち物を準備するスペースになりました。
■玄関に置くメリット①朝出かけやすい
この収納法、玄関だからこそのメリットがいくつもありました。一つめは朝の支度がラクになったこと。前日の夜に保育園の持ち物を準備しておけば、朝は子どもと玄関に行って荷物を下ろすだけなので、スムーズに出発できるようになりました。
■玄関に置くメリット②帰宅後の片づけがラク
朝だけでなく帰宅後も、片づけをラクにできます。ポイントは片づけ動線です。帰宅後、子どもたちは、手洗いやトイレをすませてから「洗濯するもの」を洗面所に、「洗うもの」をキッチンに持っていき、最後に荷物を壁にかけます。壁面収納がある廊下は、洗面所、トイレ、キッチンすべての場所に面していて、動線が交わる片づけのゴールデンゾーンだったのです。
おかげで、年少の娘も集中して一気に片づけを終わらせることができています。
■玄関に置くメリット③居室がみだれない
荷物を玄関に収納すると、ダイニングやリビングに荷物が置きっぱなしにならないことも大きなメリットです。ふだんは片づけられる子どもたちも、疲れていたりしてできない日があります。そんなときもリビングやダイニングに影響がないおかげで、イライラせずに片づけが終わるまで待てるようになりました。
わが家の場合は廊下がゴールデンゾーンでしたが、間取りによってその家ならではのベストな場所はさまざまです。実は最近、荷物のちょい置きが増えてきた私。大人の荷物置き場を、もう一度動線から見直してみようと思います。
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ライフオーガナイザー 山岡志帆
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