おはようございます。
ライフオーガナイザーのこすぎりさです。
結婚後に突如降りかかってきた「夫のワイシャツ」問題。一時はクリーニングに出すものの、布地の傷みやすさが気になったり、ワイシャツの数が必要だったりと負担を感じるように。わが家では、「自宅で洗濯をしてアイロンがけをする」ことにしました。
どうせなら「アイロンがけを好きになろう!」と、ワイシャツ専用の大きくて重いアイロン台、高価で重いスチーム付きアイロン、シワが伸びるスプレーなどを揃え、アイロンのかけ方を調べてみたりしました……。
10年以上経ったいまは、いろんなものを削ぎ落とし、「アイロンがけはコツをつかめば、シンプルでいい!」と思います。隙間時間に毎日たったの3分で、さっとシワも心も伸びるような5つのコツをご紹介します。
目次
■コツ1:アイロンもアイロン台もシンプルなものでOK
アイロンがけの道具はすべてシンプル。アイロンは、「panasonic」の「自動アイロン(ドライアイロン)NI-A66」を使っています。軽量タイプで扱いやすく、スチーム機能がないものです。コードレスではありませんが、熱の立ち上がりが早く、一定の温度を保てること、充電の台座やケースがないことも手軽でした。
アイロン台は、夫が単身赴任時に「ニトリ」で購入したもの。「平たく、角がある」台であれば、軽量でも問題ありませんでした。
アイロンとアイロン台はクローゼットに収納。そばにあるコンセントを使って、その場でアイロンがけをしています。
■コツ2:スチームなしでしわが伸びる形状記憶素材を選ぶ
ワイシャツを3分でかけるには、「形状記憶」素材であることがポイントです。シワがつきにくいだけで、そのままだとふにゃっとしてしまうので、アイロンをかけてピシッとキレイに見せます。
形状記憶ではない素材だと、強力なスチームが必要で、シワ伸ばしに倍以上の時間がかかる割に仕上がりもイマイチ。わが家は形状記憶素材だけにしました。
■コツ3:アイロンは「立ったまま」かける
準備から片づけまで、すべて「立ったまま」です。アイロンをかけ終わったら、そのまま手を伸ばしてハンガーにかけて収納します。1カ所で片づけまで完結できることが、アイロンがけが億劫にならないコツです。
■コツ4: 「しっかり」と「さっと」を使い分けて時短に
ワイシャツがキレイにみえるコツは、「アイロン台の角を使って」、しっかり「えり・そで・肩」をかけること。ワイシャツのアイロンのかけ方は、「斉藤アイロンボード」の記事を参考に、かけやすいやり方にアレンジしていきました。
1.「えり」を“しっかり”かける
2.「そで」を“しっかり”かける(両そで)
3.「前みごろ」を“さっ”とかける
4.「背中」は上側を中心に“さっ”とかける(下側はズボンの中に入るので見えない)
5.「肩」を“しっかり”かける(両肩)
シワは、7割伸びていればキレイにみえるので、完璧に伸ばすのはやめました。
■コツ5:アイロンは「毎日かける」
アイロンがけは、まとめてやるよりも、少量を「毎日かける」ようにしています。そのため、衣類全般シワになりにくい素材を選ぶようにしたり、ワイシャツはたくさん所有しないようにしています。夫のワイシャツは3枚。「やらねば着るものがない!」くらいがちょうどよく、くたびれてきたら新品に交換するので、いつも気持ちがいいです。
アイロンをさっとかけるだけで「清潔感」をまとうことができるので、ラクにこれからも続けていきたいです。
アイロンがけをラクにする記事はこちらにも:
・苦手なアイロンがけは「減らす」「集中する」方法に切り替えて楽ちんに
・スチームアイロンは思い立ったらすぐに使いたい!時短を生み出す収納3つのポイント
・主婦が嫌いな家事ナンバーワン!? アイロンがけとのつきあい方
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー こすぎりさ
ブログ:MARUTE