おはようございます。
ライフオーガナイザーのこすぎりさです。
IKEAの「トロファスト」の角が丸い引き出し。みなさんはどう使っていますか? 私はこれまで、こまごました収納には向いていないと思い込んでいました。
ところが、リビングに設置して家族共有のこまごまとした日用品を収納したところ、「爪切りどこ?」「電池どこ?」「ハサミどこ?」「絆創膏どこ?」が、まったく聞かれなくなりました!家族が、自分で元に戻しやすくなった活用方法をご紹介します。
前回の記事はこちらから
>>>おもちゃ収納だけじゃない!IKEAトロファストの機能を活かした新しい収納法
■大物より小物収納に向いていた!「トロファスト」の引き出し
わが家は、「トロファスト」を2つ積み重ねて、キッチンとリビングの間仕切り兼カウンターとして使用しています。
積み重ねたことで、約105cmの高さになり、身長120cmの子どもから180cmの夫まで家族みんなが使いやすい収納になりました。
深さ約10cmの浅めの引き出しは、もの同士が重なっても完全には埋もれにくく、引き出せば収納物をひと目で見渡すことができる、ちょうどいい深さです。
実は、大物をざっくり放り込む収納より、よく使うこまごまとした小物を収納するほうが、「トロファスト」の良さを最大限使いこなせると感じています。
■引き出しの角の丸みで中身が「ぐちゃ!」は整理トレーで解決!
中身が手に取りやすい引き出しですが、仕切りがなく、角が丸いのが難点。
そのままでは、当然こまごました収納に向いていないので、「無印良品」の「ポリプロピレンデスク内整理トレー2」と「無印良品」の「ポリプロピレンデスク内整理トレー3」を使って解決しました!
爪切りや電池など小さいものが仕切りやすいサイズ感と、揃えやすい手頃な価格。そのうえスタッキングもできます。ただし、そのままだと引き出すたびにトレーが滑ってしまうため、裏に100均のクッションゴムをつけて滑り止めにしました。
■引き出す前に「ちらっ」と見えてワンアクションで取り出せる
引き出しを戻した状態でも、隙間からはいつもチラッと中身が見えています。だから、自分で見つけやすいんです。
引き出すたびに全部を見渡せるから、「何がどこに収納してあるか?」が記憶に残りやすく、ワンアクションで取り出して、すんなり元に戻せます。家族にいちいち「どこ?」って聞かれないし、「取って!」と頼りにされなくて済むようになりました。
さらに、間仕切り兼カウンターとしたことで、キッチンからもリビングからも取り出せ、いちいち周りこむ必要がありません。
スケールは、お料理で使うときはキッチンから、メルカリで使うときはリビングから、と便利です。在庫管理もすごく楽になりました!
おもちゃ収納のイメージが強いIKEA「トロファスト」ですが、こまごました日用品を収納したほうが断然使いやすいです。手首がうまく使えない子どもがメインで使うより、大人が使うほうが引き出しのレールも外れにくいです。
ワンアクションで取り出せる収納は、シニア層にもおすすめ。捨てようか迷っていたら、祖父母宅の日用品収納としてリサイクルするのもいいかもしれません。「見えないと忘れてしまう方におすすめ」の素晴らしい収納用品なので、捨てずに活用して欲しいと思います。
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ライフオーガナイザー こすぎりさ
ブログ:marute