おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
子どもの頃から使ってきている裁縫箱があります。思い出があるので、なかなか捨てられません。裁縫箱は、ミシンを入れている収納の近くの本棚に置いています。
あるとき、「せっかく見えるところに出てあるなら、よく使うものを収納したい」と、アクセサリーを収納することを思いつきました。アクセサリーを入れてみると取り出しやすくなり、動線もよくなりました。
■裁縫箱の中身をすべて出し、残すものを選別
最近は裁縫をする機会がなく、ほとんど針と糸しか使っていませんでした。これからも裁縫はあまりしないと思うので、この機会に思いきって使わないものは処分することにしました。
裁縫箱の中のものを出し、今のわが家に必要なものを選んでいきました。残すものは、半分くらいになっています。
■アクセサリーの仕切りには、今までものを利用
空いた裁縫箱に、いよいよアクセサリーを収納します。今までピアスなどを入れるのに使っていた小皿などを、そのまま移動しました。
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使いやすい引き出しに、よく使うものを収納できました。
裁縫箱の上の部分には季節のものや、ふだんはあまり使わないものを収納しています。上部の引き出しも、一目でわかる収納となり、とても便利になりました。
■ワンアクションで取り出せる収納は、動線も快適
裁縫箱は、出かける準備をする場所に近い本棚に置いています。支度のときに、ワンアクションで取り出せる場所です。取り出しやすい場所は、帰宅後にアクセサリーを納めるときにもとっても便利です。
アクセサリーは、今まではクローゼットとして使っている押入れに入れていました。クローゼットは扉を開けたり、収納の引き出しをあけたり、アクセサリーの出し入れが少し不便でした。本棚なら動線がスムーズになり快適です。
長年使ってきた裁縫箱にはキズが多くありますが、木製の見た目とレトロ感は、私の好きな雰囲気を醸し出してくれています。見える場所に置くことで、心も満たされています。
■残す裁縫セットは、空き缶の再利用でコンパクト収納
残した裁縫セットは、「何かに使えるかな」と残しておいた空き缶を再利用して、収納しました。コンパクトに収まる上にすべてが見え、取り出したいものがすぐにわかります。
裁縫道具よりも、アクセサリーのほうが断然使うので、アクセサリーの収納にできて大満足です。捨てられなかった裁縫箱が毎日のように使えることが嬉しいので、これからも大切にしたいと思います。
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち