おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
洋服の片づけ作業をしていると、服の首周りにメイク汚れがついているのを見かけます。お店のように不織布のフェイスカバーを買うという手もありますが、家にあるもので簡単に代用できるものがあります。
別のクライアント宅で見つけたアイデアを試してみたら、とても良かったので、その方法を紹介します。
■Before:白い服の首周りにファンデや口紅がついて困る
素敵なお洋服をお持ちのクライアント。クローゼットにはたくさんの洋服がありました。よく見ると白い服の首周りにファンデーションやリップが擦れたような跡。
「少しついてしまっただけでクリーニングに出すのはもったいないし、自宅で水洗いするのも不安で、そのまま置きっぱなしになってしまっています」「メイクがつかないように首周りを引っ張って頭を通そうとすると伸びてしまうし、どうしていますか?」と質問を受けました。
そこで以前に、別のクライアント宅で見つけて、その後私もマネして行っている方法をお伝えしました。
■解決法:大判ハンカチをクローゼット内にひっかけておくだけ
家に1枚は必ずある大判のハンカチ。これをクローゼット内にひっかけておくだけの解決法です。
作り方は簡単。
① 大判ハンカチ(柄物や濃い色がおすすめ)約50cm×50cmのもの1枚
② ループをつける(リボンを縫いつけたり、アイロンでつくループなど)
③ クローゼット内にひっかける
たったこれだけです。ループをつけるのは、表裏の区別と、他ハンカチとの役割を区別するためです。
■After:着替え時にサッとかぶれて汚れ防止、洗濯も簡単!
着替える直前にサッとかぶるだけで、首周りにファンデーションやリップがついてしまうという悩みが解決します。大判ハンカチは薄手のものが多いので、ハンカチの色が濃くてもかぶった中からは前方が透けて見えます。
お気に入りのアロマスプレーをハンカチにふりかけておけば、かぶった際にほのかな香りがして、忙しい朝のリラックス効果にもなります。ハンカチなので洗濯も楽チンです。
気に入っているけど色が似合わず出番がなかったスカーフ、余っている風呂敷や手ぬぐいなども活用できそうですね。「簡単なのでさっそくやってみます!」とクライアント。
買い過ぎたり、いただいたりして使いきれていない大判ハンカチ。フェイスカバーとして活用すれば、着替えるときの「メイクがついてしまった」を解消できます。良い香りのハンカチフェイスカバーで少し豊かなお着替えタイムになりますよ。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」