「溢れそうな紙ゴミを出すのが苦手」は、形で分けておくと面倒がなくなる

おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。

チラシ、お菓子箱、ティッシュ箱、学校から配られるプリントなど、日々紙ゴミはたくさん出てきます。分ければ資源になるので、可燃ゴミとは別に置いておくも、2週間に1度しか捨てられない地域が多く、収集日に出し忘れたり、朝からまとめるのが間に合わなくて出し逃したり……。

「紙ゴミをまとめる作業が面倒だし苦手です」、そんな悩みを持っていたクライアント宅でのアドバイス例を紹介します。

「溢れそうな紙ゴミを出すのが苦手」は、形で分けておくと面倒がなくなる

■Before:溢れそうな量と乱雑な紙ゴミ

5人家族のクライアント。「学校や保育園から配られるプリント類や菓子箱などの紙ゴミを、資源ゴミの日にまとめて出すのが面倒で苦手です」とお悩みでした。お伺いすると、古紙回収袋に雑がみを入れていたのですが、子どもたちも投げ入れるので、2週間経つ頃には溢れそうな量と乱れた状態になっていました。

「溢れそうな紙ゴミを出すのが苦手」は、形で分けておくと面倒がなくなる

これらを収集日前にまとめるのは、時間がかかって面倒だし大変ですよね。そこでわが家で行っている方法をお伝えしました。

■解決策:「A4サイズ」と「それ以外」で分類

紙類の資源ごみは種類で分けると5つ。
① 段ボール
② 新聞紙
③ 雑誌
④ 雑がみ(チラシや紙箱などのミックスペーパー)
⑤ 紙パック

これらの一時置き場を作ろうと思うと、自宅内に結構な保管場所が必要です。そこでわが家では②③④を「A4サイズ」と「それ以外」の形状で2分類し、収集日まで玄関先のクローゼット内に保管しています。①段ボールはその後ろに挟み込み、⑤紙パックはキッチンのゴミ箱近くに保管しています。

「溢れそうな紙ゴミを出すのが苦手」は、形で分けておくと面倒がなくなる

「A4サイズ」として平積み保管しているのは、新聞紙やチラシ・プリントや雑誌。
「それ以外」として縦入れ保管しているのは、菓子箱やティッシュ箱、配達用封筒や包装紙などサイズが不揃いのものです。

「溢れそうな紙ゴミを出すのが苦手」は、形で分けておくと面倒がなくなる

収集日には、「A4サイズ」から新聞紙を分けてそれぞれを紐で十文字に縛り、「それ以外」の不揃いサイズの雑がみは、紙袋のまま紐で縛って出しています。

■After:形状が揃いコンパクトになった紙ゴミ

「A4サイズ」と「それ以外」の形状で分けることで、保管時やまとめる際に雪崩が起きそうになってイライラすることもなく、簡単にまとめることができるようになります。

「溢れそうな紙ゴミを出すのが苦手」は、形で分けておくと面倒がなくなる

「収集日前夜にパニックになりそうなぐらいに溢れて乱れた状態だったのが、まとめやすく出しやすく、うまく回るようになりました。形が揃いコンパクトになったので、家族も資源ゴミの日のごみ出しを手分けして手伝ってくれるようになりました」とお客様。

雑がみ類は可燃ゴミとして出してしまうこともできますが、資源物として資源ゴミに出すことで可燃ゴミの量も減り、結果的に可燃ゴミのゴミ出しも軽く楽になりますよ。

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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」

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