おはようございます。
ライフオーガナイザーの河口美果です。
「勉強本が手放せない」わが家。夫は大学時代の本が40冊、私も学びの本やノートが少しずつ増え、全部出したら2人で90冊もありました。見直すことがないまま、長年保管し続けてきた本です。
でも、ある一言で見方が変わり、心地よく手放すことができたんです。
■手放さないのは「要る」「要らない」の基準が原因だった
長年、目の届かないところで保管し続けた勉強本は、引っ越しのときが見直すチャンスでした。要るか要らないかの判断では、「また必要になったときに見返したい」という気持ちが強くなります。
4度の引っ越しでも手放さず、いつしか“保管し続けるもの”と思うようになっていました。
■「保管し続けるもの」という思い込みを外した一言とは?
今回本を見直すキッカケになったのは、編集会議でのメンバーの一言です。「どうして手放せないのか?不安などがあるの?」の問いにハッとしました。保管し続けるものと思い込み、“手放せないでいるもの”という認識がなかったからです。
見方を変えたことで、「まだ習得できてない不安」や「時間やお金かけたことが無駄になるような不安」があったことに気づきました。そして、考えてみるとそれらは現実的ではない、とも感じました。
必要になったときは、ロフトに置いてある本よりネット検索をするだろうし、本は明らかに情報が古くて役に立たない。「もう必要ない」と、無理なく手放す決心がつきました。
■勉強本の買取はあるの?心地よい手放し方
手放し方としては、メルカリ出品や本の買取、古紙リサイクルが思いつきます。メルカリは送料と手間がかかるので諦め、手軽そうなネット買取を調べてみることに。
「ネットオフ」は、詰めて送るだけ、自宅集荷、送料無料、段ボール無料、手数料なし。ただ、買取できないリストに「バーコードがついてない書籍」とあり、夫の大学時代の本が該当。買取できない状態としては「書き込み・ラインマーカ―がしてあるもの」とあり、勉強してきた本は難しいようです。
大学の教科書等の専門書を買取してくれるサイトも見つけました。「専門書アカデミー」は、ネットオフと同条件で、専用書OK、多少の書き込みや汚れもOK、手軽にLINE問い合わせもできました。
30年前の大学の本は「古すぎて値段がつかない、もしくは買取り不可に該当します」「分野やジャンルにもよりますが、大学の教科書であればだいたい発行から10年ほど」とのこと。手放すなら少しでもお金になるとうれしいですよね。早いほうがおすすめです。
長年保管し続けた勉強本は、結局、リサイクルに出しました。今後は早めに見直し、心地よく手放したいです。
勉強本が手放せないのは「保管し続けるもの」という思い込みや、「まだ必要かも」という不安からでした。心地よく手放せたことで、置き場の心配なく、新しい本を手にとることができそうです。
本の管理や手放し方に関する記事はこちらにも:
・本の手放し方は種類で分ける!買う→読む→手放す、が気持ちよく循環する方法
・本は好きだけど増やしたくない!「買う・収める・売る」のルール化で管理をシンプルに
・本を買ってもあふれない!「読む」「読んだ」で分ける収納・管理・手放しのルール
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ライフオーガナイザー 河口美果
ブログ: CASA・FAVORITA(片づけでお気に入りの家に)