おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
日用大工やDIYをしない家庭でも、工具を使う機会って意外とあるのではないでしょうか。私もDIYこそやりませんが、ネジを締めたり簡単な修理をすることがあるので、数本持っていました。
収納場所は「リビング」でしたが、見直しをして「夫の部屋」にしたところ、家事がちょっとラクになりました。わが家の工具の収納をご紹介します。
■出番が少ない工具。リビングに収納が正解?
リビングに収納していた工具は、ドライバー・ペンチ・ニッパーの3本。私が独身時代に100円ショップで買ったもので、結婚後も使うのは年数回。
「ほぼ使わないなら、アクセスのいいリビング収納になくてもいいのでは?」。そう気づいたときに思い出したのが、「夫の工具」の存在でした。
機械いじりが得意な夫の部屋には、専門店で購入した高品質な工具がたくさんあって、基本の工具ももちろん持っています。「それなら、工具が必要になったときは夫の工具を借りればいい」と、私が買った3本は手放しました。
■工具の収納は「夫の部屋」が正解。使うときに借りる
工具の収納場所が「夫の部屋」に変わりましたが、まったく不便はありません。というのも、マンション住まいのわが家は、リビングから夫の部屋までわずか5メートル。
さらに、ドライバーやペンチなど私や子どもも使うことがあるものは、廊下から手が届く場所にあるからです。
よく使う工具は、夫の部屋に入ってすぐのところにあるスチールラックの側面に、強力マグネットでピタッと貼り付くようになっています。部屋に入らなくても廊下から取ったり戻したりできるので、とってもラクなんです。
■収納の見直し効果。工具の管理と修理が夫の担当に
実は収納の見直し後、家事がちょっとラクになる、うれしい変化がありました。夫が家にいるときに工具を借りようとすると、「やろうか?」と言って代わってくれるようになったんです。工具の扱いに慣れている夫からすると、私が下手すぎて見ていられないのかもしれません。
実際のところ、ネジひとつ締めるだけでも夫のほうがずっと上手なので、遠慮せずおまかせするようになりました。これも収納を見直した効果だと感じています。
工具を室内に収納する場合はリビングのことが多いようですが、わが家では「夫の部屋」にして正解でした。「誰が、どのくらい使うか」をしっかり考え直したことで、家事シェアにつながりました。
工具の収納に関してはこちらの記事でも紹介:
・かさばる工具は分散収納で使いやすく!使用頻度に合わせた収納で出し入れをラクに
・使いたいときに見つからない工具・道具類は、「分ける」と「まとめる」で探さない収納へ!
・いつかまたDIYする日のために! たまにしか使わない工具類の片づけ方
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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