おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
片づけ収納ドットコムの今月のテーマは「梅雨時の洗濯」。ライフオーガナイザーたちの梅雨時の洗濯の工夫や、愛用している商品をご紹介しています。
そろそろ梅雨も本番。「明日は雨が降るかな?」「外出中の天気は大丈夫?」、毎日の天気予報が気になる季節です。
雨が降ると洗濯ものが乾かない! そして、乾かないことから発生する生乾き臭で、梅雨のジメジメ不快指数がさらにアップするという悪循環・・・。
今日は、そんな梅雨の洗濯の悩み、生乾き臭対策についてご紹介します。
■臭いの出にくい環境を作る
臭いの原因は菌だと言われています。いちばん菌が発生する場所は洗濯槽の中。洗濯槽で発生した菌が洗濯時に衣類につき、臭いの原因になると言われています。なので、その菌を始めにやっつけてしまいます。
中村家で使っているのはこちらの洗濯槽洗剤。
写真ではゾッとしてお見せできないくらい、わかめのような黒い汚れが取れることもあります。この環境づくりだけでも、臭い対策の下地は十分です。
■部屋干しの要は“乾きやすい場所”選び
次は洗い終わった後の干す場所です。
梅雨の時期はどうしても部屋干しが増えてしまいます。部屋干しのコツとして、「たまに向きを変える」なんて情報もありますが、そんな面倒くさいことはやってられないのが、忙しい主婦の本音。まずは家の中で乾きやすい場所を吟味してみてください。
わが家では断然リビング横の和室の鴨居です。あの出っ張りにハンガーがいい具合に引っかかってくれます。
ただ引っ掛けやすいというだけではなく、写真のように扇風機の定位置をウンベラータの木の前にすると、いい感じで洗濯物にも風が当たり、クーラーをつけてもいちばん風が当たるので、洗濯物が乾きやすく、部屋干しにはもってこいの位置になります。
風の抜ける位置に部屋干しスペースを作るのが、ポイントですね。
実は、写真右側がベランダなので、部屋干し→外干し、外干し→部屋干しするときの動線も文句なしの場所になっています。
■それでも乾かないときの裏技・簡易乾燥室!
こうして気をつけていても、梅雨のジメジメに勝てず、朝「赤白帽が乾いていない」「靴下が乾いていない」ということも多々あります。たいてい時間のないときに起こるので、そんなときは裏技の簡易乾燥室でササッと乾かします。
それは、ビニール袋の底の端を少し切り、中に乾いていない洗濯物を入れ、ドライヤーで温風を送るという方法。
ビニール袋の端は必ず切ってください(破くだけでもOK)。そうしないと、ドライヤーが熱くなりすぎて壊れてしまいます。私は一台壊しました…(笑)。このひと工夫で、普通にドライヤーをあてて乾かすよりもずっと早くに乾きます(*手のやけどにも気をつけて自己判断でお試しください)。
ちょっとした工夫で、不快になりがちな季節も一歩快適に近づくことができます。
簡単なことから毎日の暮らしに取り入れてみて下さいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん
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