おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
片づけ収納ドットコムの今月のテーマは「梅雨時の洗濯」。今日ご紹介するのは、キッチンまわりのクロス類について。
ライフオーガナイザー達は、梅雨時の台ふきんや、食器ふき、手ふきなどを、どのように管理しているのでしょうか? 5人にお話を伺いました。
目次
■1. 定番商品を「オリジナルふきん」に
キッチンの手ふき用、食器ふき用として、「無印良品」の「落ちワタふきん(廃盤の大判サイズ)」を愛用しているという岩﨑 梢さん。ふきんに縫いつけた「ループ」は、グラデーションカラーの刺し子糸をかぎ針でくさり編みにしたもの。定番商品にひと手間かけたオリジナルふきんなら、手にするたびに楽しい気分になれそうですね。
台ふきんに使っているのは、同じく「無印良品」の「キッチンダスター」。不織布製だから薄くて、軽くて、すぐに乾くのに、意外と丈夫なところがお気に入りポイントだとか。毎日、食器用洗剤で手洗いして、煮沸消毒しているそうです。
詳しくはこちらで:
ふきんの色にこだわります
取材協力・写真提供:岩﨑 梢
ブログ:片づけてととのえて、くらしをつくる。好きなものと好きなことで、くらしを楽しむ。
【参考】
・落ちワタふきん12枚組 約40×40cm | 無印良品ネットストア
・無印良品 業務用 キッチンダスター グレー 1箱(100枚入)| LOHACO
■2. 不織布ダスターは「どれも同じ」じゃない!
片づけ収納ドットコムのエディター、吉川圭子さんも、不織布ダスターを愛用しています。前述の岩崎さんが使っているのは「無印良品」のものですが、吉川さんが使っているのは「伊藤忠リーテイルリンク」のもの。
見た目はほぼ同じですが、「無印良品」の素材はポリエステル100%(参考価格:2,900円/100枚)、「伊藤忠リーテイルリンク」はレーヨン100%(参考価格:1,697円/100枚)。ひとくちに「不織布ダスター」といっても、いろんな種類があるんですね。
詳しくはこちらで:
キッチンのふきんは不織布ダスターを使っています
取材協力・写真提供:吉川圭子
ブログ:整理収納手帖
【参考】
・使いきりカウンタークロス(ダスター) グレー 1パック(100枚入) | LOHACO
■3. 用途別にふきんの色・素材・サイズを変える
森 麻紀さんは、用途別にクロスの色・素材・サイズを変えているそう。食器ふきには、食器全体を包みこめる大きめサイズで、素材は乾きやすい綿65%・レーヨン35%(写真左上)。手ふきには引き出しのハンドルにかけられる小さめサイズで、吸水性の高い綿100%(写真左下)。それぞれ色が違うので、取り出すときに迷いません。
台ふきんは「無印良品」の「落ちワタふきん」を愛用中。使用後は、水洗いして電子レンジで加熱殺菌。乾いたふきんの定位置は、なんと食器洗い用のスポンジ立て。これなら省スペースで管理できますね。
詳しくはこちらで:
【愛用の食器拭き・台ふきん・手拭き】
【ふきんの消毒は気軽にレンジで♪】
【台ふきんの置き場所とシンク用スポンジ】
取材協力・写真提供:森 麻紀
ブログ:今の暮らし これからの生活
【参考】
・食器用ふきん | ボンスター販売株式会社
・業務用タオル 95匁 12枚セット | Amazon
■4. 衝撃?! 洗って繰り返し使えるペーパーふきん
片づけ収納ドットコムでご紹介した、ライター秋山陽子さん愛用の台ふきんは、濡らしても洗っても、繰り返し使える厚手不織布のペーパーふきん。あまりの便利さ(ラクさ)に、読者のみなさんからも、ライフオーガナイザー達からも、「マネしました!」の声が続出しました。
詳しくはこちらで:
台ふきんは使い捨て派? それとも洗って使う派? おすすめのふきんを見つけました!
【参考】
・洗って使えるペーパータオル「スコッティファイン」|日本製紙クレシア
「秋山さんの記事を読んで、まずは子ども用のお手ふきをオススメのペーパ-タオルに変えたんです」という、おがわみゆきさん。
最初は子ども用お手ふきだけだったそうですが、あまりのラクさに、その後、台ふき用も食器ふき用もペーパータオルに切り替えたとか。消費量が多い=購入頻度が高いと管理が大変なので、現在は「コストコ」の大容量ペーパータオルを愛用しているそうです。
詳しくはこちらで:
キッチンからなくしたもの3 ふきん
取材協力・写真提供:おがわみゆき
ブログ:クローゼットから整える くらしを整える Ogawami-Style
【参考】
・コストコ
■5. 厚手のふきんはあえて乾かさないで管理する
宇高さんのお宅では、キッチンの手ふきはハンドタオル(写真中央のカゴのなか)、台ふきんは「白雪ふきん」などを使っているそう。厚手のクロス類は吸水性が高く、使い心地がいいものの、梅雨時はとくに清潔に保つのがむずかしそうですが?
「わが家のキッチンは風が通らないため、一度使った手ふきや台ふきんは干さずに、薄めた『オスバンS』を入れた容器に浸して除菌しています。その日のうちに、他のタオル類と一緒に洗濯機で洗濯、乾燥すれば、イヤなニオイがつきません」という宇高さん。乾きづらい厚手のクロス類なら、最初から乾かさない前提で管理するというのも「手」ですね。
詳しくはこちらで:
キッチン手拭きタオルの行方
取材協力・写真提供:宇高有香
ブログ:丘の上の家
【参考】
・白雪ふきん
・オスバンS | 日本製薬株式会社
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ライフオーガナイザーによるキッチン周りのふきん管理システム、いかがでしたか? ご家庭により、さまざまな商品や管理方法が取り入れられていましたが、共通点はそれぞれが「無理なく続けられる仕組み」ということ。毎日続く家事だからこそ、自分にとってラクな管理システムが必要なのかもしれませんね。
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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に
「梅雨時の洗濯」これまでの記事はこちら:
・梅雨時の洗濯~ 梅雨の生乾き対策! 洗濯の不快指数を下げる3つのコツ
・梅雨時の洗濯~ 食器は拭きますか? 拭いたふきんはどうしている?
・梅雨時の洗濯~「洗う」「干す」「減らす」工夫で、洗濯が楽しく、ラクになる!
・梅雨時の洗濯~遠い・面倒・重い、三重苦の洗濯は3歩ですべてを終わらせよう
・お手本はホテルのバスルーム!家族も片づけたくなる「カンタン収納」の洗面所