おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
8月20日(土)に開催される『片づけ大賞2016』。5月9日からは片づけ大賞へのエントリー。7月1日からは、式典への参加申込みも開始されています。
さらに7月4日からは、こども部門のエントリーもスタート!『夏休みの自由研究はかたづけで決まり!』を合言葉に、昨年もたくさんのこどもたちがエントリーしてくれました。
今日は、昨年のこども部門で入賞した植松みのりさんのお母さまで、ライフオーガナイザーでもある植松あかねさんに、応募のきっかけや実際の片づけのお話、そして片づけ大賞にエントリーしてみてどうだったか?などを伺いました。
■きっかけは、好きなお洋服を着たいから!
娘が自由研究をお片づけにしようと思ったきっかけは、たくさんのおさがりの洋服をもらったことでした。ちょうど夏休みに入る前だったので、「夏休みに整理しようね」と約束していたのです。でも、「かわいい服は早く着たい!」だから、“紙袋から選ぶ → 洗濯する → 着る”を繰り返していました。
もともとクローゼットに入るスペースはなかったので、洗濯を終えた服は、部屋の片隅に積まれていきます。見た目もきれいではなく、探しにくく、もどしにくい。
そこで、夏休みに入ってすぐ、オーガナイズを決行。
娘のクローゼットは押入サイズの奥行65cmの衣装ケース3つ分。たたみにくいワンピースなどは掛ける収納にしています。
■“どんなクローゼットにしたいか?”で、分け方が変わる
始めにしたことは、「どんなクローゼットになったらいいのか、具体的にイメージする」こと。
娘が自分自身で決めることが大切なので、わたしはヒントを出すまでにとどめました。決めたゴールは「自分の好きな服だけがすっきりとならんでいて、引き出しをあけると笑顔になれるクローゼット」。娘の“好きな服”もイラストで書いてもらいました。
ここからは“おさがり服+今まで持っていた服”を4つに分けていきます。
① お気に入りの服
② ときどき使う物
③ 学校の服、下着、肌着
④ いらないもの
迷う服は実際に着てみました。大変な作業でしたが、娘はファッションショーみたいで楽しかったようです。
仕分けられた洋服たちは3つにわけて衣装ケースに片づけます。
① 学校の服、下着、肌着
② トップス
③ ボトムス
すっきりと並んだ見た目にもこだわり、きれいに四角くたたんで戻していきました。
自分自身で整えたクローゼットは洋服の出し入れがとてもスムーズになり、おしゃれが大好きな娘は毎日の洋服選びが楽しそうです。夏休み以降にも、新しい洋服を購入したり、おさがりをもらったりもしましたが、“自分が好きな服”がわかっているので、整理もしやすそうです。
当初、「娘1人じゃ、片づけは難しいだろうなぁ」と思っていましたが、『小学生のための楽しいかたづけ』を読んでいたからか、ほとんどひとりでやってしまいました。また、洋服以外の学用品などもオーガナイズできています。
■『片づけ大賞』への出場が、自信につながる
なにより、『片づけ大賞 こども部門』の最後の入賞者3名に選んでいただき、たくさんの大人たちの前で3分間のスピーチをしたことが、娘の自信につながっています。たくさんの練習を重ね、たくさんの人に「おめでとう、良かったね!」の言葉をかけてもらったことが、本当に嬉しかったようです。
今でも「片づけならだれにも負けない!」と自信満々です。
これからも自分の「好き」をみつけて、お片づけを楽しんでもらいたいと思います。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 植松あかね
HP:http://tieni3.com/
『JAPAN ORGANIZING AWARD 2016 片づけ大賞』
日時:2016年8月20日(土) 13:00~17:30
場所:イイノホール(東京 霞ヶ関)
東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階
HP:片づけ大賞2016
<関連記事>
・片づけは学校で学び、プロに依頼する時代です
・『JAPAN ORGANIZING AWARD 2016 片づけ大賞』今年も開催します!
・“片づけ”で起こるリアルな変化を見てみませんか?
記事:白石規子