おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
結婚して4年、築22年の賃貸マンションに、夫婦2人暮らしの広島市在住のライフオーガナイザー林まゆこさん。
以前、「続ける習慣ができない自分が嫌だ!!」と、思っていたことことがあったそう。家の中の「それを使って当たり前」を見直し、「ラクで使いやすいもの」へとチェンジすることで、そんな自分とはさようなら(笑)。できないのは、当たり前になりすぎている不便さに気がついていなかったからだったとか。今日はそのうちの1つ、キッチンシンクの排水口掃除についてご紹介します。
■備えつけのものは使いやすいとは限らない
結婚して今の住まいに引っ越したころ、「1日の終わりにはキッチンの排水口のゴミ受けとカバーを洗う習慣をつけたい」と毎日頑張っていました。
排水口のカバーとゴミ受けはキッチンに備えつけのもの。カバーは、ゴム製で複雑な形から、サッと洗ったぐらいでは、細かいところに汚れがたまりがち。ゴミ受けは、深さが12cmあるので洗いにくいうえに、網目が細かくゴミが詰まりやすい。そんな理由から、ブラシを使って洗っていました。
仕事から帰り、家事をこなし、疲れていても続けたい思いから夜遅くにゴシゴシ磨く林さん。でも、だんだんとストレスを感じ始めます。続かなくなるのも、時間の問題でした。こうなると、毎日続けられない自分が嫌になってしまうことも。そんなとき、「もっと使いやすいものに変えてもいいのかも!!」「使うのが当たり前になっている?」ことに気がつかれます。
■発見!! それも200円で効果絶大
「そのまま使う」を「使いやすいもの」へ。見直したいと思ったら、出会いは速かった(笑)。100均で見つけました。
ステンレスで洗いやすそう。しかも、見た目もスタイリッシュでシンプル。「これは!!」と思い、さっそくサイズを確認。直径、内寸を測るとピッタリです。
予感は大当たり(笑)。
ステンレスのカバーは、汚れも落ちやすい。毎日洗うのも苦ではありません。ゴミ受けも、ブラシを使う必要がなく、お皿のようにサラッと手で洗えます。まさか、こんな近くにラクにできるものがあるなんて。こんな小さなことでも、1日の終わりのストレスが解消されるだけでなく、ラクになった毎日、続けられる、見た目からくる嬉しさ、効果絶大です。
■容量がなさすぎる! デメリットも考え方次第
ただ、ゴミ受けの容量が少なく、ゴミが詰まって水があふれることがあるのが誤算でした。見直した排水口のゴミ受けの深さは3.5cm。これまでどおりの使い方だとすぐにゴミでいっぱいに。
考えてみると、ゴミ受けが大きいことに安心して野菜のくずなど流し込んでいたことに気がついた林さん。野菜の皮など大きいものは流さず、シンク横にあるビニール袋を設置したものに入れることにしました。
それでもたまるゴミは、取り出しますが、長い時間、放置することがなくなると、洗うことも苦ではありません。こうして、カバーもゴミ受けも洗いやすくなった今、ゴミ受けを洗う流れで、自然とトラップワンまで洗えるようになったとか。今では、夕食の片づけの最後に排水口をきれいにして1日の家事が終わります。やらないと、ホッとして眠れないそうです。
備えつけのものは、みんな使いやすいわけではありません。「使いにくい!!」を見逃さないことで、頑張らなくてもできる仕組みを作りたいものですね。、
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー:林 まゆこ
ブログ:暮らしのごきげんスイッチ