おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
引き続き、千葉県船橋市在住のライフオーガナイザー、北村めぐみさんをご紹介します。9年前に建てたというご自宅は、1階にご主人のご両親、2階に北村さんご夫妻と3人の子どもたちが暮らす二世帯住宅です。
北村邸の寝室にはウォークインクローゼットが併設されていますが、それとは別に、壁掛けフックや大型のハンガーラックを設置して衣類の収納スペースをつくっています。
■一度着た服は、分けて収納してスッキリ!
ハンガーラックは、カーディガンのように一度着たけれど、すぐには洗わずにまた着るものやコートなどの一時がけスペースとして使っています。さらに、洗濯をしたパジャマも、乾いたらたたまずにハンガーのままここにかけておきます。お風呂にいくときに、ハンガーから外してそのまま持っていけばいいので簡単です。下のボックスは、パジャマの一時置き用。ポイッ入れておけば、脱いだまま床やベッドに放置されることもありません。
■夫のスーツは、「ついで」に戻せる距離感がポイント!
ウォークインクローゼットの入口に設けられたのは、ご主人のスーツの一時置きコーナー。帰宅したらその日着たスーツをフックにかけて一晩おき、湿気とホコリをとります。
翌朝、その日に着るスーツを取り出すついでに、前日に着たスーツをここからクローゼットに戻します。クローゼットまで一歩の距離なので、ついでに入れ替えることが面倒でなく、ご主人が自らやってくれるそう。「パパにとってラクな仕組みをつくることで、ママの手間も減らせます」と北村さん。
■クローゼットは人別で、スッキリ!
ウォークインクローゼットは、向かって左側がご主人、右側が北村さんのスペース。季節のものはハンガーにかけ、オフシーズンのものは衣装ケースに収納しています。
身長の低い北村さんの合わせて低く設置した枕棚の上には、バッグのほかに、ご両親との共有玄関の下駄箱に収納しきれない靴やブーツ、さらに寝袋やハンモック、クーラーボックスなどのキャンプグッズも収納。限られたスペースに、効率よくモノを収納していることがわかります。クローゼットで着替えることが多いので、いつでも時間がわかるように壁には時計をかけています。
クローゼットにしまう工夫だけでなく、洗濯や着替えの流れまでを組み込んだ、ラクにまわせる仕組み。参考になりますね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 北村めぐみ
記事:油科真弓
写真:川俣満博
編集:会田麻実子
北村邸をご紹介した過去記事はこちら:
・キッチンにいる時間をなるべく短くしたい!家事をラクにする冷蔵庫収納術
・子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?