取材チーム座談会|取材先で見つけたそれぞれの暮らしのカタチ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

2015年9月のグランドオープンから早1年4カ月が過ぎました。「片づけ収納ドットコム」では、これまで17人のライフオーガナイザーを取材してきました。この取材の多くを担当しているのが、編集長さいとうとチーフエディターの白石、そして副編集長の私です。たくさんの気づきがあった取材を振り返って、感想を語りあってみました。

取材チーム座談会|取材先で見つけたそれぞれの暮らしのカタチ

■サイトオープン以来、最大の人気記事が生まれた川崎邸

会田:
これまであちこちの取材に伺って、どのお宅でも新しい発見にワクワクしたけれど、初めての取材で伺った川崎朱実さんの水筒収納はとにかくファンが多かったよね。取材に伺う先々で「川崎さんの水筒収納を真似させてもらったんです」という言葉を何度耳にしたことか。
・子育て中のママ必見!プロも真似する水筒の収納法

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さいとう:
確かに! しかも水筒の記事は、ライフオーガナイザーだけじゃなくて、読者の方にもたくさん読んでいただている人気記事なんだよね。もう1年以上前の記事なのに。

白石:
水筒の記事はもちろんだけど、玄関からの部屋に入る動線上にファミリークローゼットがあったりして「あれは便利だろうなあ」って思ったよ。しかも、玄関入ってすぐの場所っていうのもいいんだよね。
・「洗濯物はたたむもの」という思い込みを捨てたら…

さいとう:
川崎さんの家は、廊下にある「情報ステーション」みたいに問題解決型の工夫がたくさんあるところがいいなって思ったよ。これぞ片づけのプロの家って感じで。
・これは便利!忘れたくないお知らせは、すべてまとめてコーナーに

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会田:
なのに、取材には参加できなかったんだよね。

さいとう:
そうなの!行きたかった!!

―― そんな編集長さいとうの熱い思いと読者の皆さんからの人気を受け、川崎邸に再度取材に伺いました。1月中に公開予定です。どうぞお楽しみに!

取材チーム座談会|取材先で見つけたそれぞれの暮らしのカタチ

■収納の工夫の本気度と男前度に驚愕!建築のプロ、本間邸

会田:
読者の方からの人気といえば、本間ゆりさん宅の納戸をDIYでクローゼットにした記事も、たくさんの方に読んでいただいたよね。本間さんのお宅は、ものの量はしっかりあるのに、スッキリしていたよね。
・これほんとにDIY?! 納戸を大容量のウォークインクローゼットに大改造

入居前リフォームで実現した大型収納スペース

白石:
ものが少ないわけではないんだ?

さいとう:
少なくはないと思うよ。洋服もたくさんあったし、お子さんの書いた絵もファイリングして、ほとんど全部取っているんだって。私の家もものが多いから、共感できることがすごく多かったな。あと、収納の工夫がダイナミックで男前だったのも印象に残っているよ。
・冬休みや夏休みの課題にも!子どもの作品を「アート」に変える3つのアイデア

会田:
壁をくりぬいて本棚を埋め込むっていう発想にも驚いたし、小さい収納をちょこちょこ置くよりも、大きな収納をどんと置いた方が結果的にスッキリ広々するっていうのも、なるほどって思ったよね。
・本好き必見!大型の本棚を置いても邪魔にならない「デッドスペース」はここだ!
・入居前リフォームでワンルームの大空間をつくり、大きな収納スペースを実現

「レゴ」収納の悩みは、見て楽しめる「レゴ棚」で解決!

さいとう:
他にもお子さんの作ったレゴを飾るために棚を作ったり、リビングの造付収納が全部おもちゃの収納だったり、冷蔵庫の上の収納も突っ張り棒じゃなくて棚をつけたり、とにかく「とりあえず」じゃない「本気」の収納だった。住みたいなって思ったよ。
・作りかけでも大作でもOK!「レゴ」収納の悩みは、見て楽しめる「レゴ棚」で解決!
・「デッドスペース」を活用して、キッチンで料理しながら●●する!

■住みたい!ここの家の子になりたい!と盛り上がった住江邸

白石:
住みたいと思った家といえば、住江直美さんの家だなあ。色味とか雰囲気が理想の空間に近くて、私たちも妙にくつろいじゃったよね。

「最短距離」にこだわった! 出しやすい+戻しやすい=ラクできる収納

会田:
そうだったね。私も「ここの家の子になりたい」って思った!

白石:
他にも、動線とか住みやすさを考えてものを配置しているんだよね。特に面白かったのは、下着の収納がリビングにあったこと。最初は驚いたけど、実際に暮らすことを考えるといい場所だなって。
・「最短距離」にこだわった! 出しやすい+戻しやすい=ラクできる収納

さいとう:
そうだよね。わざわざ2階のクローゼットに取りに行くとなると冬は寒いし、「わかる〜」ってなったよね。

会田:
収納用品がきっちり揃っていないのも、リアルな感じがしていいなって思った。でも、不思議と統一感があってステキだったなあ。
・奥行のある収納スペースが使いづらい理由は●●のせいかも?

さいとう:
頑張りすぎてないけど、手も抜いていない感じだよね。「家が新築とか築浅じゃなくても、収納用品を頑張って揃えなくても、こんなにステキに暮らせるんだな」って思えたよね。

■2017年も片づけ・収納のコツをたくさんご紹介します!

これまでの取材を振り返って感じるのは、家も暮らし方も人それぞれのカタチがあるということ。私たちがご紹介している片づけ・収納のコツは、誰かのカタチのひとつに過ぎません。けれども、さまざまなカタチをあなた仕様にカスタマイズすることで、心地いい暮らし作りに役立てていただけましたら幸いです。

2017年も片づけ・収納にまつわるさまざま記事をご紹介していきます。昨年開催したイベントのように、新しい企画もしたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。

撮影:川俣博満(1〜3枚目、5〜8枚目)、会田麻実子(4枚目)

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