見えるvs見えない “わたし”にあったファイルボックスはどっち?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

今月は、愛用している方も多いファイルボックスの活用例を、まとめてご紹介しています。ファイルボックスにはさまざまな種類がありますが、「見えかた」から考えると大きく2つ、中身が「見える」ファイルボックスと「見えない」ファイルボックスがあります。

見えるvs見えない “わたし”にあったファイルボックスはどっち?

見えていないものは、すぐに忘れてしまうタイプの私。使いやすいのは、「見える」ファイルボックス。ですが、見た目が好きなのは「見えない」ファイルボックスです。

好みと使いやすさが違うとき、どうしたらいいんだろうと考える中で、ちょっとした実験をしてみることにしました。それは、苦手だけれど好きな「見えない」ファイルボックスをあえて使ってみること。

見えるvs見えない “わたし”にあったファイルボックスはどっち?

「見えない」ボックス+ラベルの収納は、整然としてスッキリ。自然とテンションがあがります。ですが、気づけば、せっかくつけたラベルではなく、ボックス内が見える小さな穴を見ている私。完成した途端にストレスを感じたものの、「時間とともに慣れて“見えない収納どんとこい!”と言えるようになるかもしれない」と、そのまま実験を続けることにしました。

変化があったのは、もう慣れたし大丈夫と言えるようになっていた8カ月後。資料作成のために、「見える」ファイルボックスを使った収納を作ったのがきっかけでした。「見える」収納が完成した途端、予想外に大きな衝撃を受けました。

見えるvs見えない “わたし”にあったファイルボックスはどっち?

「見えるって、安心。なんてホッとできるんだろう!!」

中身が「見える」収納は、驚くほどの安心感を私に与えてくれました。それまではボックスの小さい穴をみて、ラベルを確認して・・・という手順が必要だったのに、「見える」収納なら何も考えずサッと感覚で手に取れます。「見えない」ことに慣れてきたと思っていたけれど、それは大きな勘違いで、毎日感じる小さなストレスに慣れただけだったのだと気がつきました。

結局、なんとも言えない安心感に勝てず、そのまま「見える」ファイルボックスを使っています。実験もあえなく(?)終了しました。

見えるvs見えない “わたし”にあったファイルボックスはどっち?

その後、1段につき3箱までか、さほど使わない棚なら「見えない」ファイルボックスでも問題ないことに気づきました。そこで、「見えない」ファイルボックスは、他の吊り戸棚や玄関などで使っています。

見た目の好みを追い求めることは、片づけのモチベーションを上げてくれます。とはいえ、それだけでは私のように気づかぬうちにストレスを溜め込むことも。一方、自分にあったやり方は、大きな安心感が得られるうえに、欲しいものをサッと手に取ることができます。ちょっとしたことですが、毎日積み重ねれば時短にもなりますし、ストレスが減ることも実感しています。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

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ライフオーガナイザー 会田麻実子
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