裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ

みなさん、ボタンがとれそうな服があったらどうされていますか?
以前のわが家は、「後でつけよう~」っと、後回し。そうするとそのままボタンをつけ忘れることもしょっちゅう(苦笑)。とれたボタンを置く場所も決めていなかったので、そのままボタンが行方不明になることもありました。
何より、いざ服を着ようと思うとすぐに着られない!!メンテナンスが必要な服はカゴの中に入れたまま。あわててボタンをつけたり、予定を変えて違う服を考えていると、出かけ間際が忙しくなることも。そうなると、裁縫道具は出しっぱなし、洋服も取っ替え引っ替えと、着たものを元にもどせない、これが散らかる原因の1つになっていたのです。

「すぐに着られる状態でないものがクローゼットの中にあったら、こんなことになる!!」。このことに気づき、散らからないクローゼットを維持するために、「ボタンをつける=いつでも着られる状態にしておく」、メンテナンスの時間を作ることを考えました。今回は、生活の中にメンテナンス時間を簡単に取り入れられるようになった3つのことをご紹介します。

■5つの道具を使いやすくしておく

その場ですぐボタンをつけられるように、裁縫道具は必要なものだけを選んで置くようにしました。

裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ

針をさした針山、糸、いとハサミ、ゴム通し。これだけを、12×8cmの箱に入れています。引き出しに入れているので、引き出しを引けばそのまますぐとり出せるように蓋を外しています。箱に蓋をしていると、取り出すだけでも時間がかかる印象。ズボラな私はそれだけで後回しにしがちなので、蓋をしないことは重要なことなのです。

■裁縫道具を置く場所は洗面所

裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ

裁縫道具の置き場所は洗面所、作業も洗面所ですることにしました。
振り返ってみると、わが家の場合、洗濯後の洗濯機の中でボタンを発見することが多かったからです。子どもたちは、ボタンがとれそうでもそのまま放ったらかし(苦笑)、それに加えて体操服やパーカーの紐も片方がとれていることも多く、気がつくのは洗濯機から洗濯物を取り出すときがほとんど。

気がついたときにその場ですぐ作業ができるように、洗面所の下着を入れているタンスの中に裁縫道具の置き場所を作りました。洗濯機の前からほぼ動かず作業できるようになったことで、ボタンを付ける所要時間は3分程度。3分も取りたくない忙しい朝は、この箱の中にボタンを入れておきます。こうして、とれたボタンを置く場所を作ったので、探すこともなくなりました。
また、1度時間を計ったことで、「3分ならすぐにその場でつけてしまおう」と意識も変わってきました。

■針の穴に糸がストレスなく通せるアイテム採用

少し前までは、針に糸を通すことはストレスだと感じることはなかったのですが、アラフィフの私、怪しくなってきました。今は、頑張って通すのではなく、かんたんに通すことができる針【ワンタッチ針】を使っています。

裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ

このワンタッチ針は、糸通し不要なワンタッチ式針。糸を通す上部の溝に糸をあて、そのまま下に下げます。それだけで、かんたんに糸が通るのです。これは、糸を通すことがストレスだった実家の母にも勧めました。母も、ラクラク便利さを感じて、ためがちだった、縫って修繕するものもすぐにとりかかることができるようになったみたいです。
*ワンタッチ針は100円均一のものを使っています。

散らからないようにするためには、使える状態にしておくことが大切。今では、メンテナンス待ちの衣類用のかごも置いていません。その分、クローゼットのなかも広く使えます。小さなことでも、散らからず維持できるポイントだと実感しています。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。

ライフオーガナイザー秋山陽子
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