夫婦の進む方向が同じなら、アプローチは違ってもいい ライフオーガナイザーインタビューvol.18(松林奈萌子さん/前編)

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おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。

今回、お話を伺うのは、千葉県松戸市在住のマスターライフオーガナイザー、松林奈萌子さん。ライフオーガナイザーの資格を取得したきっかけや、ライフオーガナイズの考え方がご自身にもたらした変化などについてお聞きしました。

インタビュアー・記事/油科真弓
撮影/川俣満博
編集/さいとう きい

2016-12-10_matsubayashi01

―ライフオーガナイザーを知ったきっかけを教えてください。

鈴木尚子さんのブログがきっかけです。もともと片づけが好きで、整理収納アドバイザーの資格も取得していたのですが、ブログでライフオーガナイザーという資格があること知り、これからの時代は心が大切だと思って資格を取得することを決めました。個人的なイメージですが、整理収納アドバイザーは、法則にしたがって空間の整理や収納の問題を解決する職人的な仕事であるのに対し、ライフオーガナイザーはその人の心に合わせたオーダーメイドの片づけを提案、サポートする職業ととらえています。

ママの負担が減る! キッチン・オーガナイズの3つの工夫

―仕事にするつもりで資格を取ったのですか?

はい、そうです。引き出しの中の文房具をパズルのようにピタッと整理整頓するなど、子どもの頃から片づけは好きでした。会社員時代も、机の上をきちんと片づけてからでないと、飲みにも行きませんでした(笑)。けれど、これが得意分野だとは気づいていませんでした。長男を出産したあと、得意分野を生かした仕事をしたいと思ったときに、片づけをする仕事があることを知り、「我流ではなく、きちんと資格を取ってみようかな」というのが始まりです。

ママの負担が減る! キッチン・オーガナイズの3つの工夫

―現在、ライフオーガナイザーとしてどのような仕事をしているのですか?

お客様の自宅にお伺いして行う片づけ作業と、企業や団体が主催するセミナーでの講師の仕事が中心です。セミナーでは、子どもを持つ女性向けに、お部屋と心の片づけをテーマにお話をさせていただくことが多いです。

ママの負担が減る! キッチン・オーガナイズの3つの工夫

―ライフオーガナイザーになって変わったことはありますか?

はい、あります。特に人間関係に対する考え方が大きく変わったように思います。たとえば、夫婦の関係についていうならば、以前は「夫婦たるもの、同じ方向に向かって同じように進んでいくものだ」と考えていました。ところが私たち夫婦は、進むべき方向は同じでも、アプローチの仕方が正反対なんです。だから、ケンカもよくしていました。

でも、ライフオーガナイザーの勉強をして、「利き脳」について学び、腦のタイプによって考え方やアプローチの仕方は違うものだと知りました。私達夫婦は「利き脳」が正反対だとわかったことで、「ああ、だからか」と妙に納得できました。夫に対しても寛容になることができたと思います。

夫婦関係だけでなく、仕事のおつきあいなどでも、「この方はこういうタイプだから悪気があって言っているんじゃないんだな」「時間をきっちりしたい方なんだな」と感情的にならずに考えられるようになりました。私自身の引き出しが一つ増えたような気がします。

※手に利き手があるように、脳にも利き脳があるという、京都大学名誉教授、坂野登教授の提唱する考え方。

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―ご主人が家事を手伝ってくれるようになったとも聞きましたが?

もともと料理が好きでつくってくれることもありましたが、以前は私がいろいろと口を出し過ぎて、夫のやる気を削いでしまうということも多かったんです。けれど最近は変わってきたと思います。ライフオーガナイザーの知識のおかげで、「こうすればこの人は自分からすすんでやってくれる」とわかってきたことが大きいのかなと。夫は「ライフオーガナイズの考え方」に操られてなんかいないと言っていますが(笑)。

後編に続く

松林邸をご紹介した過去記事はこちら:
・ママの負担が減る! キッチン・オーガナイズの3つの工夫
・叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!
・将来の「子ども部屋」は、いま何に使いますか? 「ずっと同じ」じゃない部屋の使い方

ライフオーガナイザー 松林奈萌子
ブログ:キラキラと輝く片付け法

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