おはようございます。ライフオーガナイザー野田弥栄子です。
2011年に築35年の家をリノベーションして義母と同居をしていますが、リノベーションの最大の目的は耐震工事と義母の生活拠点を整えることでした。エレベーター導入も視野に入れましたが、結果的には、西日の当たる2階の8畳の部屋を義母の部屋に。エレベーターはなし。
既存の出入り口のほかにもう一つ出入り口を設けることで、介護用のベッドを搬入したり、退院後人手が必要なときの複数人数の動線としてもかなり役立っています。
よく見ると、昔のドアと新しいドアの高さが違いますが、それもまた味となっていると思います。
ドアから出るとすぐにトイレとシャワールームです。
この2、3歩で行けるトイレとシャワールームのお陰で、介助の必要なく一人でトイレとシャワーに入れます。
シャワールームには椅子が置いてあり、アームを下げれば背中までお湯が当たるので、湯船に入らなくても冬でも体が温まります。これは夫のこだわりで導入を決めましたが、実際に使用して本当によかったと思っています(笑)。
退院後に新たに用意をしたのはこの階段の手すりです。
介護保険を利用すると少し補助がでるというので、少し時間と手間がかかりましたが、以前お世話になったところにお願いしました。
やはり常に目にするもの、使用するものは大切に選びたいですね。
この手すりを使いながら歩行トレニーングするなど、環境を整えたおかげで、退院直後は階下に降りることもままならなかった義母も、徐々に上り下りができるようになりました。
生活体力がつき介護を受ける本人の表情が明るくなると、一緒に生活をしている家族の心のゆとり、時間の余裕に繋がると思います。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立ててれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 野田弥栄子
ブログ:奇跡のたねをそだてよう