おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
本日、明日の2日間、日本ライフオーガナイザー協会では年次カンファレンスを開催しています。2009年大阪、2010年東京、2011年福岡、2012名古屋、2013年は京都、2014年は横浜、そして今年は札幌での開催です。(ちなみに来年は高松、2017年は仙台で開催予定です。)
カンファレンスは、年に1度全国のライフオーガナイザーたちが一同に会し、交流を深めるとともにライフオーガナイザーとしてのスキルアップや今後の活動におけるモチベーションアップを目的とした会員向けの年次総会です。アメリカのカリスマオーガナイザーの講演が同時通訳で聴けるという非常に濃い内容のイベントです。
あらためて、その様子も「片づけ収納ドットコム」でご紹介いたしますので、楽しみにお待ちくださいね。
今日は、そんなカンファレンスが開催されている北海道札幌市在住のライフオーガナイザー 戸井由貴子さん宅のクローゼット収納(後編)をご紹介します。
過去の記事はこちら
・靴も衣替えしていますか?入れ替え簡単&お掃除ラクチンな靴収納
・○○○を付ければ機能的!子どもが「自分でできる」をかなえる玄関収納
・『集中収納』が管理しやすさの秘訣!洋服は家族全員分をクローゼットに。
ハンガー収納と引き出し収納を上手に使い分けている戸井さん宅。
引き出しの下段には、小2の娘さんの洋服を収納しています。
手前から
■下着や靴下などの小物類
■Tシャツやシャツ、トレーナーなどのトップス
■スカートやズボンなどのボトムス
その日着ていく洋服は、娘さんがご自身で決めているとのこと。ポイントは横並びの引き出し収納!低い位置で揃えられた3つの引き出しを開けると、すべてのアイテムを一度に見ることが可能で、コーディネートも簡単! 制服がない学校の場合、子どもの日々の洋服選びにママの時間もとられがちですが、これで解決。娘さんの成長とともに、引き出しの高さも変わっていくかもしれませんね。
クローゼット上段のハンガーにはご夫婦の上着やシャツなどを収納し、下段はパンツ用のラックを使用。簡単に収めることのできる仕組みがつくられています。
と、クローゼットの壁に茶色のテープらしきものを発見!
気になります!
実はこれはテープではなく、もともと上の棚が付けられていた位置。棚を外した跡が残っているため、この部分だけクロスが貼られておらず、下地がライン上に見えているのでした!
現在の高さと比較すると、だいぶ差があるのがわかります。
ライフオーガナイザーになる前に建てたご自宅。収納にこだわって設計したものの、棚の高さは工務店にお任せしていました。使い始めてみて、「高さが合わない」と感じ、高い位置へとリフォーム。現在の高さになったそうです。
それもそのはず、戸井さんは身長169cmと女性にしては背が高く、一般的な収納棚の高さでは少し低く感じられたのですね。
下地が見えているのをそのままにしているのはご愛嬌(笑)、でも使いやすさは断然よくなりました!とのこと。
人それぞれに、『使いやすい高さ』と『使いにくい高さ』があります。ご自身や家族にあった高さを意識して収納することで、使いやすい仕組みが生まれます。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 戸井由貴子
ブログ:暮らし最適化 IDEA NOTE
記事・写真:白石規子
編集:髙原真由美