おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
マスターライフオーガナイザー、広報アドバイザーとしてアクティブに活躍している巽洋子さん。埼玉県三郷市にあるご自宅の片づけ・収納のコツを伺っています。
過去記事はこちら:
・メリハリと見え方がポイント!オープン収納のゴチャつき問題を解決
・料理を子どもと一緒に楽しみたい!子どもが進んでキッチンに立ちたくなる秘密とは?
・「洗う」「干す」「しまう」の動線を効率化!洗濯がラクになる間取りのアイデア
・大きな収納家具がなくてもスッキリなリビングルームのワケは…?
今回お伺いしたのは、玄関収納について。巽邸の玄関はご覧のとおり、すっきりとスタイリッシュなスペースです。
シューズボックスの下には、福島に住んでいる祖母から送られてきたジャガイモが置かれています。暗くて涼しい玄関は根菜類の保管に最適。大きな段ボールいっぱいに送られてくることもあり、キッチンに収まりきらないときはここに置いています。かわいいバスケットに入れておけばおしゃれなインテリアにもなります。
玄関からリビングにつながる階段は、ちょっとしたアートスペース。小学3年生と年長さんになった子どもたちのファーストシューズを、「IKEA」の「RIBBA」シリーズのボックスフレームを使って階段の壁にディスプレイしました。一緒に飾ったアンティークのカードが華を添えています。
「機能面ではもう役目は終わっていますが、わが子が足を地につけて自力で歩き出した記念のアイテム。私にとっての宝物です。たくさんの思い出の品をしまいこんで、結局目にする機会がないより、数は少なくても思い出を振り返ることができるコーナーあるほうが素敵だと思うんです。こうやって飾ってあるのを見ることで、自分がどれだけ祝福されてうまれてきたか感じてほしいです」。
家の顔と言われるだけに、「とにかくすっきりと!」と考えてしまいがちな玄関。ディスプレイしながら収納すれば、生活必需品も思い出の品も、暮らしを感じさせるアイテムとしておしゃれなインテリアに変わるんですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:会田麻実子
ライフオーガナイザー 巽洋子