空間の形が変われど、変わらない仕組み。押入れクローゼットの納戸的役割とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

3LDKのマンションに4人暮らし(夫、私、長男(小3)、次男(年中))のわが家。
家中の模様替えの末、押入れを大改造して小さいながらも私のウォークインクローゼットを作り、快適クローゼットへクラスアップさせるポイントを前回お伝えしました。

空間の形が変われど、変わらない仕組み。押入れクローゼットの納戸的役割とは?

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今回は写真右側に見える小さな納戸スペースのご紹介です。

中段を取る前の押入れの上段には、もともと

空間の形が変われど、変わらない仕組み。押入れクローゼットの納戸的役割とは?

写真のようにアイロンや学校関係の書類、仕事関係の小物など、場所がリビングから近いこともあり、日常よく使うものを中心に収納していました。

押入れがウォークインクローゼットになったとしても、日常品は変わらずこの押入れスペースにしまいたかった。そこで、右側を納戸スペースとして使うことにしたということを前々回の記事でもお伝えしましたが、比べてもらうと分かるように、使っている収納グッズもほぼ同じです。変わったのはカラーボックスが横向きなのか縦向きなのか、というくらい。

空間はがらりと変えましたが、「使いやすい仕組みはそのまま採用し続ける」というのがポイントです。

空間の形が変われど、変わらない仕組み。押入れクローゼットの納戸的役割とは?

カラーボックスと壁の隙間にアイロン台を入れているのも、そこから一番近いファイルボックスにアイロンを入れているのも、同じ仕組み。

逆に変わったことは、手前のカラーボックスを次男の幼稚園グッズをしまうスペースにしたことくらい。以前は、洗面所へ向かう動線に近い廊下収納にスペースを作っていましたが、さらに使いやすい、リビングから続く押入れスペースへ。

これで、寒い日も暑い日も快適に幼稚園の用意ができるようになり、次男の動きも、やり始めの気持ちの切り替えもスムーズになりました。
その滑らかさを自然と繋げられるように、靴下やタオルなどが入っているボックスはふたを取り、アクションの少ない収納にしています。そうすることで、子どもも簡単に‶自分でできる"ので、自分のことは自分で準備するようになってきます。

空間の形が変われど、変わらない仕組み。押入れクローゼットの納戸的役割とは?
  
何より快適なのが、大がかりな片づけをするときや掃除をしたいときなどは襖を動かすだけで開口部が倍以上になること。ふだんは、納戸側は大人1人がギリギリ通れるほどの幅しか開けていませんが、目的によってスペース自体の形が変えられることで、無駄な動きと時間がぐっと減りました。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。

ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ:おかたづけのじかん

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