おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
洋服の収納と同じくらい、またはそれ以上に、お悩みとして多いのが、靴の収納。限られたスペースに家族全員分の靴を収めるのは、なかなか大変ですよね。
今日は大阪在住のライフオーガナイザー田中佐江子さん宅の靴収納をご紹介します。
約50㎡の賃貸マンションに家族5人でお住まいの田中さん。
5人家族=当然靴は多い! しかも田中さんご本人が「無類の靴好き!」ということで、マンションに造り付けの靴箱では、とうてい収まりません。
以前は、苦肉の策でこの靴箱の上部に棚を増設していたこともあるそう。
お子さんも学校に通うようになり、どんどん増えていく靴・・・。「大きな靴箱が欲しい」と探すものの、あまり広くはない玄関先に収まるサイズの商品は、なかなか見つかりません。
条件は、“扉付き”“幅75cm×奥行30cm以内”。しかし、実際にシューズボックスとして販売されているものは、奥行30cm以上あるものばかりでした。
そこで、“扉の付いたシューズボックス”という考えを手放すことに!とにかく、幅と奥行が当てはまる棚を探したのです。最終的に購入したのは、リビング収納のカテゴリーにあったオープンラック。
奥行は28cmですが、婦人靴や子どもの靴を収めるには十分。
IKEAのシューズオーガナイザーを使って片足分で1足を収納。少しのスペースも無駄にしません!レインブーツやロングブーツ、ムートンブーツまで、田中さんと3人のお子さんの靴、合計40足以上が収納できました。
取り出しやすい中段には、主にお子さんの靴を収納。戻すのにちょっとコツのいるシューズオーガナイザーは使わず、お子さん自身が簡単に収められるようにしてあります。
扉が付いていないため、普段は布で目隠しをしています。横には目隠しついでのポケットを付けて、出かけるときにすぐ使いたい、帽子や手袋を収納。朝の支度もラクチンです。
バタバタな朝、田中さんが「つい忘れてしまう!」という小学校の入校証も、スタンバイ。
収納用品は“専用”や“用途別”に作ってあるものが使いやすいことは確か。でも、「限られたスペースをどう使う?」と考えてみると、新しいアイデアが生まれますね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 田中佐江子
HP : 3匹の子ブタin the HOUSE
編集:白石規子