はじめての時間オーガナイズ! 新学期の新しいリズムを“やることボード”でサポートする

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

小学3年生と幼稚園年中の男児が2人いるわが家。
毎朝7時に子どもたちを起こし、朝食・着替え・歯磨き・トイレ…、7時45分長男・8時ちょうどに次男と私が家を出るまで毎日ドタバタ劇を繰り広げていました。

はじめての時間オーガナイズ! 新学期の新しいリズムを“やることボード”でサポートする

朝はママだって忙しい。食事の進まない姿に「早く食べなさい!!」、遅い着替えに「早く着替えなさい!」。朝から「早くしなさい!」と何度言えばいいのだろうと思っていました。
「どうせまた着替えていないだろう」と洗面所から「早く着替えてっ!」と叫ぶと、「今着替えてるのにっ!」と声がかえってきて、険悪な雰囲気になることもしばしば。

そして、これと同じようなことが「宿題したの?」「明日の用意を早くしなさい!」と夜にも繰り広げられるのです。その割には、翌朝やり忘れが発覚し、朝のドタバタに拍車がかかるという負のスパイラル。

「毎日、何をしないといけないかわかってる?」そう言いかけたとき、“毎日やること=当たり前の習慣”と思っているのは大人だけだ、ということに気づきました。
習慣になる手助けが必要だったのです。

手助けのために考えたのは、やることがひと目でわかるボード。私がイメージしているものがどこを探しても売っていなかったので、結局自分で作ってしまうことにしました。
長男が小学校入学のときに作ったタスクボードも元にして、字や時計が読めなくても朝や夜の準備が時間までに自分でできるようになるための“やることボード”がこうして完成しました。

はじめての時間オーガナイズ! 新学期の新しいリズムを“やることボード”でサポートする

食事・着替え・トイレ…やることは、すべてアイコンで表現。時計が読めなくても、「短い針と長い針がこの形になるまでに、これ(並んでいるアイコン)をする」ということが、絵で表現されているので、パッと見ただけで簡単に理解できます。

A4サイズのボードは100円SHOPのもの。マスキングテープなどで子どもと一緒にデコレーションを楽しめるので、子どもにとっても”お気に入り”に仕上がりました。

子どもだって、言われなくても自分でやりたいのです。ただ「毎日毎回1からやることを思い出す」ということが難しいだけなので、わかりやすく見える化してあげると不思議とできるようなっていきます。

もちろん見える化しても毎朝目につくところに置かないと意味がないので、ここは見た目もこだわって、リビングにもさらりとおけるおしゃれなモノを目指しました。

はじめての時間オーガナイズ! 新学期の新しいリズムを“やることボード”でサポートする

アイコンはマグネットにしてあるので、わが家では「終わったものから、(マグネットを)こっちに移動してね」のルールがあります。そうすると、子ども自身もゲームのようで達成感があるのでモチベーションも保ちやすく、私もガミガミ言わなくてもボードを見れば子どもが今どの状態なのかがわかります。

やることボードを挟むことによって、子どもは自分で“できる”ことのうれしさと自信を、ママはぐっと見守る環境を得て、お互いが「いってきます!」「いってらっしゃい!」を毎朝笑顔で言える日々に。

字も時計も読めなくてもできるはじめての時間のオーガナイズ。
この習慣が、大人でも難しい、やらなければいけないことの把握と優先順位のつけ方など、未来の時間のオーガナイズに繋がるのではないしょうか。

こういったグッズはいろいろな方法で手作りできるものだと思いますので、一例として参考になればうれしいです。

はじめての時間オーガナイズ! 新学期の新しいリズムを“やることボード”でサポートする

もし、「そんな時間はない!」という方は私のサイト「Drawer Style」でも今回やることマグネット(B5サイズ)を限定30個のみ販売しますのでチェックしてみて下さいね。手作りするのか購入するのか、その選択も時間のオーガナイズかもしれません。

やることマグネット販売ページ(「Drawer Style」のサイトへ移動します)

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。

ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ:おかたづけのじかん

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