おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日は、東京都世田谷区にお住まいのライフオーガナイザー尾崎千秋さん宅をご紹介します。2LDK、68.5㎡のゆったりしたつくりが素敵なマンションに、ご主人とおふたりでお住まいです。
尾崎さんはこのご自宅で“いつでも人が呼べるおもてなしレッスン”を開催しています。実はこの講座、おもてなし上手の尾崎さんに、仲間のライフオーガナイザーたちから「やってみたら?」というススメがあってスタートしたのだとか。ライフオーガナイズの要素を取り入れながら、自宅で簡単におもてなしができる仕組みを学ぶことができます。
尾崎さん宅の玄関ドアを開けると、リビングからの光が差し込む明るい空間が広がります。リビングに向かう動線には何も置かれていないため、なんとも開放感あふれる玄関です。
「お好きなのをどうぞ」とバスケットから差し出されたスリッパには、数種類のイニシャル刺繍が。「自分のイニシャルがあるとうれしい!」そんな気遣いが感じられます。もちろん、おじゃました私たち取材スタッフもニンマリ。
旅行に行ったときに購入したという壁掛けモチーフは、下に置かれた和ダンスと色もテイストもピッタリ。オリエンタルな雰囲気でゲストを迎えてくれます。
実はこの和ダンス、おばあさまより頂いたものなのだそう。中にはなんと、着物が収められています。「玄関に着物?」と思われるかもしれませんが、和ダンスはもともと着物を収納するものですし、尾崎さん宅の玄関は風通しも良いので、着物の収納には適しているのです。“着るモノはクローゼットに納めなければならない!”という思い込みを外すと、収納する場所が増えますね。
和ダンスの上には、観葉植物とリードディフューザーをさりげなく置いて。目にやさしいグリーンと、優しい香りがゲストを迎えます。
ゲストが訪問したとき、最初に目にする場所は玄関です。
・目に入りやすい、目線が行きやすい場所に気遣いを
・ゲストが喜ぶ小さな仕掛け
・感謝の気持ちを表現するための心遣い
大がかりな仕掛けづくりをしなくても、きっとその心遣いを感じ取っていただけるでしょう。もちろん、玄関の中だけではなく、外にも気遣いをお忘れなく!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 尾崎千秋
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写真:さいとうきい(1,2,3枚目)白石規子(4枚目)
記事:白石規子