おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
今月は、1時間でできる自宅オーガナイズを順番にご紹介しています。前回クローゼットのオーガナイズをご紹介しましたが、今回はわが家の小学生の長男の教科書オーガナイズです。
過去の記事
・1時間でできる!自宅オーガナイズ~衣替えが目的ではない!いつでも快適なクローゼットのために
“教科書のオーガナイズ”をするには、時期が中途半端に感じるかもしれません。実は、毎年春休みに前学年の教科書・ノートを整理する時間を親子で取っていました。4月から4年生になった長男。低学年も終わりなので、今年はこちらから声かけをせずに、本人に任せることに。
すると、ゴールデンウィークに入る1週間ほど前。
「3年生の教科書、片づけるから手伝ってー!」と声が上がりました。
シメシメです(笑)
新学期が始まって約1カ月。朝登校直前にバタバタと時間割を合わせたり、一度出てすぐ「〇〇の教科書、忘れてた!」と帰ってきたり……。長男なりに「これではまずい!」と気づいた瞬間があったのでしょう。
まずは、たくさんのものをどのように分けていくのかを一緒に考えて、書き出します。
写真のように自由帳とマスキングテープを使ってすると子どもも楽しそう!
自分で最後まで分けられるようにするポイントは、分けるときのカテゴリー。要る・要らないの2種類ではなく、「使いそうなもの」と今すぐ決められないグレーゾーンと、使わないけれど捨てたくない大事な「宝物」のカテゴリーを作ることです。
いざスタート!
そばに宝物BOXも一緒に並べておくとイメージが沸きやすいようで、作業もスムーズに進みました。
私は隣で何をしているかと言うと、見ているだけ! カテゴリーさえ本人が分けやすいものを決めることができれば、子どもでも分け切ることができます。
むしろ、口を出さない方がよいのです!
特に、宝物BOXはついつい「これを一生置いておくの?!」と口を挟みたくなるのですが、どのみちまた来年開けるのです。「宝箱は1人1つずつだよ」というルールだけ決めておけば、「去年はこれを入れたけれど、今年これを入れたいからもう宝物じゃなくてもいいや」と時間が解決して、子ども自身で折り合いを付けられるようになってきます。
「こんなん宝箱に入れてたわ~。」と去年大事そうにしまったお菓子の包み紙を、今年の長男はあっさりゴミ袋に入れていました(笑)
こうして、教科書やノートも今必要なものだけが残りました。この時点でスタートから27分。1時間かかりませんでしたが、子どもが一人でやるには限界です。
毎日の準備もスムーズ、忘れ物もしなくなった長男。「だから、片づけするんかー」とつぶやいていました。新学期から1カ月、見ているこちらはやきもきすることもありましたが、自分自身で気づき、行動し、感じることが大切ですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
「1時間でできる自宅オーガナイズ」の過去記事はこちら:
・1時間でできる!自宅オーガナイズ〜シニアこそ、ウキウキワクワクのクローゼットに! 実際は30分で終了!
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ:おかたづけのじかん