おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
整理するのも管理するのも苦労しがちな書類。「面倒で放置していたら、あっという間に山積み!」「必要な時に見つけられない…」なんてことはありませんか?
福岡県久留米市の伊藤牧さんは、書類整理に “個別フォルダー”を使っているそう。「ラクで管理がしやすいんです!」というその魅力について伺いました。
■そもそも個別フォルダーって何?
個別フォルダーは、厚紙を2つに折って、その間に書類をはさんで保存できる仕切りを兼ねたファイル。紙製のものが多いですが、プラスチック製のものも。横型のファイルボックスと組み合わせて使用することが多いのも特徴です。
こちらの記事では、甲斐祐子さんが横型ファイルボックスと一緒に使用していました:
・片づけのプロに聞く!「ファイルボックス」を活用した収納のアイデア10選
■シンプルさが個別フォルダーの魅力!
−−−個別フォルダーの魅力を教えてください。
「はさむだけなので、出し入れの際にアクション数が少なくすみます。面倒な穴開け作業も不要。さらに、紙製のものはリサイクルもできるので、捨てることに抵抗がある私には、嬉しいところです。細かく分類したいときは、個別フォルダーでざっくりと分類し、さらにクリアファイルで分類することもできます。カテゴリーを増やしたいときも、個別フォルダーを追加するだけと、簡単なところも魅力です」。
■クリアファイルにはない個別フォルダーの特徴とは?
−−−クリアファイルとも似た印象ですが、どんなところが違うのですか?
「クリアファイルだと、シールやマスキングテープなどで見出しを作る必要がありますが、個別フォルダーは、もともと見出しがついています。さらに、書類が少なくても多くても対応できる仕組みというのもポイントです。書類は、どんどん増えることも多いので、(写真のように)どんな厚さでも対応できるのは助かります。」
■ 縦・横型のファイルボックスと組み合わせてさらに便利!
−−−横型とセットで使うことの多い個別フォルダーですが、縦・横型のファイルボックス(縦置きも横置きもできるファイルボックス)と組み合わせた理由は?
「書類を収納している棚は、奥行が24cmしかありません。目線の高さにある段に個別フォルダーを使った書類収納を…と考える中で、縦・横型ファイルボックスにたどり着きました。縦・横型の特徴である斜めのカットを利用すると、(写真のように)ファイルボックスから抜き出すことなく、書類をチェックできます。アクション数が少なく、ずぼらな私でも管理しやすいので、とても気に入っています」。
書類整理で使用する収納グッズもさまざまなものがあります。まずは、あなたが書類整理に何を求めているかを考える時間を取ることから始めてみてくださいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー伊藤牧
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編集:会田麻実子