おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日ご紹介するのは、千葉県船橋市在住のライフオーガナイザー、北村めぐみさん宅のリビング。今回も取材こぼれ話をお伝えします。
前回のこぼれ話はこちら
→ ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり
■リビングボードには、家族がよく使うモノを
自然光が差す空間にあるリビングボードは、北村さんの家全体のイメージであるナチュラルな色味。部屋全体が明るく見えますね。
扉を開くとそこには、家族で使うものがスッキリと収まっています。100円ショップで購入したボックスは白を選び、見た目にもすっきり美しく。
封筒・ハガキ、ペン類に裏紙などの文房具類や、必要なときにすぐに取り出したい取扱い説明書もここに。下段の引き出しには、お子さん用にシールやおてがみ用のグッズ、折り紙、のり・はさみといったアイテムも。ゲームのグッズもスッキリ収まっていますね。
■つい忘れがちになるプリントは、目につく場所に
取材スタッフが気になったポイントのひとつめは、“お子さんが持ち帰ってきたプリントを置く場所”。
上下2段の棚には、手書きのラベルが貼ってあります。
“だすよ” → 学校に提出しなければならないプリント
“よんでね” → 提出はしないが、確認しておくプリント
『“だすよ”にプリントが残っている = 学校に提出していない!』ということ。今ではお子さんたちも帰宅するとプリントをしっかり出してくれるそう。毎日目につく場所にあれば、出し忘れもなくなりますね。
■不意の集金にもプリント記入もすぐ対応可能!なモノをセットに
さらに見つけたアイテムが、取材スタッフの心をくすぐりました。
可愛らしい缶から出てきたのは、印鑑。
そして、最上段の引き出しから出てきたのは、小銭の入ったケース。
「実は今日、○○費を持って行くんだった!」
お子さんの突然の告白に慌てたことがある方も多いはず。そんなときに限って、「ぴったりの小銭がない!」。印鑑とペン、小銭を近くに準備しておけば、朝の忙しい時間でも、必要な書類に記入、押印、そしてぴったりのお金を渡すことができます。
家族の皆が分かる仕組みづくりと準備をしておくことで、忘れ物を少なくできたり、「いざ!」というときにすぐ対応できるようになりますね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
北村邸をご紹介した過去記事はこちら:
・キッチンにいる時間をなるべく短くしたい!家事をラクにする冷蔵庫整理術
・子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?
・あえての外出し!一時がけスペースでクローゼットの内も外もスッキリ快適
・さよなら生活感!洗面所を「癒しの空間」に変える小さなコツとは?
ライフオーガナイザー 北村めぐみ
記事・写真:白石規子