片づけのプロ7人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。

日本ライフオーガナイザー協会のSNSで、2016年を振り返り「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」についてアンケートを募ったところ、たくさんのライフオーガナイザー達が“生の声”を寄せてくれました。

今回は、そのなかから7人の「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」をご紹介します!

 

2016年、買ってよかったもの

■ファン待望!パックスナチュロンから新登場の「白いスポンジ」

広島県福山市在住のライフオーガナイザー、橋本裕子さんが買ってよかったものは、「パックスナチュロン キッチンスポンジ ナチュラル」です。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

泡立ち・水切れ・耐久性にすぐれた「パックスナチュロン キッチンスポンジ」は、多くのライフオーガナイザーの愛用品です。けれども、難点が一つありました。これまで、カラーバリエーションがピンクとグリーンだけだったんです。実用性は十分理解していても、キッチンでひときわ目立つスポンジの“色”が気になってストレス…という声を、本当によく聞きました。橋本さんもその一人だったそうです。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

そんななか登場したのが、ファン待望の新色「ナチュラル」。少し黄味のある白いスポンジは、これまで通りの実用性を備えながら、キッチンで悪目立ちすることがありません。実用性も見た目も諦めなくていい。そんなスポンジが、橋本さんの「2016年、買ってよかったもの」となりました!

詳しくはこちらで:
使い勝手&ビジュアルが整いました。

取材協力・写真提供:橋本裕子
ブログ:暮らしのはこ ~思考と空間のお片づけ~

 

■石けんをドライに保つ!ゴム製の「サクション石けんホルダー」

大阪府堺市在住のライフオーガナイザー、竹本ひろこさんが買ってよかったものは、「サクション石けんホルダー」です。

2016年、竹本さんはキッチンに置いている食器洗い用洗剤とハンドソープを、固形石けんに一本化することにしました。「ものが少なければ掃除がラク、ストックの数が減れば買い物もラク、無添加石けんなら手にもお財布にもやさしいと、いいことづくめ」だと考えた竹本さん。

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「ホルダー本体の取りつけ・取り外しも、石けんのつけ・外しもスムーズです。縦にしても、横にしても使えるうえ、石けん以外のものも吸着できるので、別の場所で転用できる点も気に入っています」。

現在は、上の画像右上の食器洗い用洗剤とハンドソープのボトルがなくなり…

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右下の「サクション石けんホルダー」に取りつけた固形石けん「白いふきん洗い」だけになっているそうです。カラフルなボトルがないと、キッチンがすっきり整って見えますよね。

詳しくはこちらで:
キッチンで固形石鹸を使いたい

取材協力・写真提供:竹本ひろこ
ブログ:ぴったりびんぐ

 

■石けんが浮く!?ダルトンの「マグネティック ソープホルダー」

京都市伏見区在住のライフオーガナイザー、岩淵都さんの買ってよかったものは「ダルトン」の「マグネティック ソープホルダー」です。

ストック管理の負担を軽くするため、岩淵さんはなるべく多用途に使える商品を選ぶようにしています。たとえば、掃除用の洗剤を何種類も持つかわりに「セスキ炭酸ソーダ」で家中を掃除したり、「白雪の詩」を浴用石けんにして顔も体も洗ったり。できたら洗面所で使うハンドソープも「白雪の詩」で統一して、在庫管理をよりシンプルにしたかったものの、これまで気に入ったソープホルダーを見つけられませんでした。

「実は、竹本さんがお使いの『サクション石けんホルダー』を使ってみたこともあるんですが、残念ながらわたしとは相性がよくなかったんです…」。そんなときに出会ったのが、この商品。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

マグネットつきのパーツを差し込んだ固形石けんを、吸盤で壁面に取りつけた本体のマグネット部分に近づけると、ピタッ!と吸着。石けんを“宙に浮かした状態”で管理できます。「見た目も、機能も、お値段も大満足!」のお買い物だったそうですよ。

詳しくはこちらで:
石鹸のヌルヌルはこれで解決‼︎

取材協力・写真提供:岩淵都
ブログ:暮らしのスリム化計画!もう収納に悩まない!

 

■見た目も切れ味も◎!レズレーの「ステンレス スライサー」

神奈川県横浜市在住のライフオーガナイザー、宇高有香さんが買ってよかったものは、「レズレー」の「ステンレス スライサー」です。

「もっとラクにキャベツを千切りにしたい!」と考えて、あれこれスライサーを比較し、最終的にこの商品を選びました。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

「スライサーでキャベツを千切りにしたいといっても、それだけにしか使えない商品はイヤだったんです。キャベツもキュウリもニンジンも、なんでもスライスできるものが希望でした。見た目の美しさも重要なポイントです」という宇高さん。

しっかり調べて購入したおかげで、使わない日はないというほど、毎日キッチンで大活躍だそうです。キュウリのスライスもこの通り。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

「滑り止めのついた脚を作業台に置き、牛乳パックを広げた上でスライスすれば、このあと塩もみしたり、お皿に移したりしやすいんですよ」と教えてくれました(なるほど!)。オールステンレスの美しいビジュアルおかげで、キッチンに出しっぱなしにしても絵になります。食洗機にもかけられるそうですよ。

詳しくはこちらで:
今年買ってよかったものTOP3(第1位)

取材協力・写真提供:宇高有香
ブログ:丘の上の家

 

■植物を枯らしちゃう人の救世主!「フェイクの多肉植物」

ライフオーガナイザーが「買ってよかった!」というのは、実用品ばかりではありません。「なくてもいいけど、あると気分が上がるもの」を紹介してくれたのは、東京都国立市在住のライフオーガナイザー、川鍋裕子さん

突然ですが、クイズです。下の植物のうち、どれがホンモノで、どれがフェイクか、ひと目でわかりますか?

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

実は手前のふたつのアレンジメントは、フェイクの多肉植物を寄せ植えにしたもの(後ろはホンモノ)。

「せっかく植物を買ったのに枯らしてしまったり、成長によってアレンジの形が崩れてしまったりということがあったのですが、フェイクグリーンのおかげで、そんなストレスから解放されました。なぜか植物を枯らしてしまう人の救世主だと思います!」という川鍋さん。

ご自身のブログでは、フェイクグリーンの購入先やアレンジメントのポイントなども紹介されています。「暮らしに植物を取り入れたいけれど、お世話する自信がない…」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

詳しくはこちらで:
2016年 買ってよかったモノ 多肉アレンジ

取材協力・写真提供:川鍋裕子
ブログ:KURASHIをはぐくむ

 

2016年、使ってよかったサービス

■1週間の献立、食材、手順を教えてくれる「ウィークックナビ」

使ってよかったサービスを紹介してくれたのは、大阪市天王寺区在住のライフオーガナイザー、手塚千聡さんです。「2016年1月から使い始めた『ウィークックナビ』という献立&レシピサイトがよかったです。生まれてはじめて(!)毎日ごはんをつくれるようになりました」と大絶賛。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

「長い間、毎日のごはんづくりがうまくいかなくてストレスを感じていた」という手塚さんは、どこでつまずいているのかを自覚するために、その工程を分解してみたといいます。すると…

1.献立を考える
2.買い物をする
3.食材を管理する
4.ごはんをつくる
5.余った食材とごはんを管理する

のうち、とくに1. 献立を考える の工程でつまずいていることに気づきました。「献立をアウトソーシング」するべく、検索を重ねてたどり着いたのがこのサイトだそうです。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

手塚さんによると、「献立&レシピサイトの『ウィークックナビ』では、毎週木曜日に翌週分の献立や買うべき食材リスト、週末の仕込みと当日の段取りがアップされます。レシピにはいくつかコースがありますが、わが家では『子育て応援レシピ』を参考にしています」。

会員登録(無料)しなくてもレシピや手順を見ることができるので、料理に苦手意識のある方は要チェックです!

詳しくはこちらで:
献立をアウトソーシング
ごはんづくりをスムーズにスイッチングできる理由

取材協力:手塚千聡
ブログ:不機嫌にならない暮らし

 

■5人目の出産・育児が驚くほどスムーズに!「産後ヘルパー」

神奈川県川崎市在住のライフオーガナイザー、田中知里さんが使ってよかったサービスは「産後ヘルパー」さんです。2016年7月に男児を出産された田中さんは、5児(0歳〜10歳までの4男1女)の母。

「5人目にしてはじめて、実母や夫の協力をほぼ得られない状況での出産となったんです。不安はたくさんありましたが、産後ヘルパーさんに頼ったことで、1人ではなく、たくさんの人の助けてもらいながら子育てするという、とてもいい経験をしました」という田中さん。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

田中さんが産後ヘルパーさんに依頼したのは、朝2時間、夕方3時間のサポートです。時間が長めだったのは、家事だけでなく、子育ての支援も依頼したため。

「たとえば朝は、幼稚園の子ども2人分のお弁当をつくる(上の写真)、送迎ヘルパーさんに幼稚園の子どもを託す、家族7人分の洗濯物を干す、掃除(1、2階、階段の床掃除とトイレ掃除)、小学生の子ども2人分と私のお昼ごはんをつくる(下の写真)といったことをお願いしました」。

片づけのプロ6人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」

産褥期にそれだけのことをひとりでこなすなんて…想像するだけで目が回りますよね。田中さんによると「産後の肥立ちも、わたしの年齢が上がっているのに、今回の5人目が一番いいんですよ。現在(産後5カ月)元気に過ごせているのも、産褥期にヘルパーさんにきてもらったおかげだと思っています」。

田中さんのように、小さいお子さんがいての出産はもちろん、1人目の出産であったとしても、大変なときは「人やサービスに頼る」という選択肢があると知るだけで、気持ちにゆとりが生まれそうです。

詳しくはこちらで:
【産後ヘルパー利用体験記】プロローグ:依頼までのあれこれ
【産後ヘルパー利用体験記】前編:実際の依頼内容は?
【産後ヘルパー利用体験記】中編:ヘルパー利用は育児の様々なシーンで。準備と困ったことへの対処。
【産後ヘルパー体験記】後編:自分にお金をかけるという至福感

取材協力・写真提供:田中知里
ブログ:5児の母 川崎溝の口・鷺沼のお片づけサポーター 忘れんぼ母さんの日常

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7人のライフオーガナイザーが紹介してくれた「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」は、どれもその人の明確な価値観に沿って選ばれたものばかりでした。価値観が明確だから、こだわりのあるもの選びでは妥協しない。頼ったり、手ばなしたりすることを恐れない。そんな選択ができるのかもしれません。

今年も妥協せず、前向きな気持ちで選びとったものやサービスが、みなさんの暮らしにゆとりをもたらしてくれますように!

あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に

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