おはようございます。
ライフオーガナイザーの長谷部敦子です。
つい持って出るのを忘れてしまうもの、ありませんか?
私にとっては、手袋・自転車のバッテリー・スマホの充電器が忘れがちなものベスト3です。
どうにかこうにか子どもたちを連れてマンションの駐輪場までたどり着き、忘れ物に気づいたときのガッカリ具合ときたら! もう言葉にならない程です(笑)。そんなガッカリを繰り返し、「使うときに必ず持っているものにセットしておけば、忘れない!」という、当たり前だけどあまりこれまで意識していなかったことに気がつきました。今日はそんな忘れ物対策に効果的な、セット収納の3つの工夫をご紹介します。
■ポケットだって収納場所に
「モノにはそれぞれ住所(しまっておく場所)をつくりましょう。」片づけ収納ドットコムをご覧になっている方にとっては、よく耳にする言葉かもしれません。その住所、収納スペースや収納グッズとは限りません。
私の手袋の住所は“コートのポケットの中”。
私が手袋を使うのは保育園の送迎で自転車に乗るときだけ。そのときにはほぼこのダウンコートを着ています。なので、このコートと手袋をセットにしておけば忘れることがありません。
帰宅時は、駐輪場から自宅に戻るエレベーターの中で手袋を取ってポケットの中へ。自宅に戻る前に片づけ完了!です。忘れなさそうな収納場所を考えるのではなく、「そのとき一緒に持っているものは?」と考えると、意外なところも収納場所になるのです。
■覚えているうちに最後まで
自転車のバッテリーを充電のために自宅に持ち帰り、翌朝、バッテリーを持って出るのを忘れるのもよくあるパターン。そこで、充電はダイニングにあるチェストの上ですることに(バッテリーの充電器はチェストの中にしまってあります)。
バッテリーを持ち帰った日は帰宅後チェストに直行し、すぐに充電をスタート。そうしておけば、晩ご飯の片づけが終わるころには充電が完了します。チェストの上のバッテリーは存在感があるので、さすがの私も充電していることは忘れません。
充電が完了したら、すぐに自転車を乗るときに必ずもっている通園バッグにセット。忙しくしている朝の自分はアテにならないので、バッテリーのことを覚えている夜のうちに最後までやりきってしまいます。
■2個持ちでセットしやすく
仕事で1日外出するときにはスマホの充電器を持って行くのですが、これもまた忘れがち。自宅用と別に、外出用としてもう1つ充電器を購入しました。
2つ持つことで、自宅では自宅用を使うようになり、外出用の充電器は常に仕事用バッグにセットで入れておけるようになりました。
忘れ物に効果的なセット収納。セットしやすくするために「場所」「時間」「数」を意識することで、よりストレスなく忘れ物をなくすことができました。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 長谷部敦子