夫婦で安心! 保険の見直しや“もしも”のときにも役に立つ保険情報のまとめ方

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

「今春、一部の保険で保険料が値上げになる」というニュースをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。わが家もニュースに背中を押され、保険の見直しをしました。保険の変更はしませんでしたが、夫婦それぞれの保険への不安を発見。今日は、夫婦の不安解消に役立った、「加入保険一覧表」をご紹介します。

■知りたいときにすぐにわかれば、忘れてOK!

わが家の保険は、これまでも何度か見直しています。その度に夫婦で話し合っているので、夫も中身を把握していると思いきや、「覚えていない」そう。確かに、よほど保険に興味がない限り、忘れるのも仕方ありません。ただ、「妻に“もしも”のことがあった場合、どうなるんだろう」と、実は不安に感じていたそう。私は私で、夫にはつい甘えがでてしまって、説明をおろそかにしがち。(仕事ではもちろん丁寧にお話します!)。家族にとって大切な情報を共有できていないのは不安です。

そこで、知りたいときに誰が見てもすぐに分かるように、加入している保険の情報をA4サイズ1枚に「加入保険一覧表」としてまとめることにしました。ふだんは忘れていても、何か気になることがあったときにこれを見れば大丈夫!

夫婦で安心! 保険の見直しや“もしも”のときにも役に立つ情報のまとめ方

情報が一覧でまとまっていることで、バラバラに保険証券を見ているだけでは気づきにくい、保険の過不足やバランスの悪さにも気づきやすくなります。実際に一覧表を一緒に見ながらだと話しやすいし、問題点も共有しやすい。論理的な夫が、私のまどろっこしい説明にイライラ……なんてことも避けられます。

■眺めるのと、作るのでは理解度がまるで違う

わが家の一覧表には
・種類
・証券番号
・契約者(保険料を払う人)
・被保険者(保険の対象となる人)
・受取人(お金を受け取る人)
・保険料
・支払方法
・払込期間(お金を払う期間)
・保障内容
・保険期間(保険の対象となる期間)
・目的
・問い合わせ先
・メモ
の項目を作っています。

夫婦で安心! 保険の見直しや“もしも”のときにも役に立つ情報のまとめ方
※クリックすると大きな画像で見ることができます。

保険証券はそれぞれ様式も違うので、見慣れていないと、必要な情報がどこにあるのかを探すのも一苦労。でも、「一覧表を作成する」という目的があると、証券をただ眺めているときよりもずっと必要な情報をキャッチしやすくなります。

目的欄には、死亡時や教育費など、何のために加入している保険なのかを明記しておくことで、加入時の意思を家族で共有できるし、もしものときにも家族が判断しやすくなります。保険期間の途中で解約する予定のあるものは、メモ欄に予定している年や解約返戻金の目安も入れておくとわかりやすいです。

わが家は私が一覧表を作成した後、見直しの要不要について夫婦で話し合いましたが、ご夫婦一緒に協力して作成されるのもいいかもしれませんね。

■今の自分に合ってない!? そう感じたら見直しを

保険はそう頻繁に見直す必要もありませんが、国の制度も、保険商品も、自分自身の知識や考え方、家計の状態も、変わります。過去の自分が選んだものが、今の自分に合うとは限りません。

特に、

・結婚
・出産
・家の購入
・子どもの独立

など、家計に大きな影響のある出来事があったときには、必要となる保障も変わってくるので見直しどきです。

夫婦で安心! 保険の見直しや“もしも”のときにも役に立つ情報のまとめ方

保険が気になったとき、「加入保険一覧表」があればすぐに内容を確認できます。“もしも”のときにも、どこに問い合わせればいいかがすぐに分かることは大きな安心に繋がります。

わが家も、夫は“わからない不安”を、私は“共有できていない不安”を解消することができ、安心感が増しました。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 長谷部敦子

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