おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
日本ライフオーガナイザー協会のカンファレンスに参加するため、今日から2泊3日、初めて夫と子どもを置いて家をあけることになりました。
いちばんの心配は、4歳の娘が寂しがらないかですが、これはやってみないとわかりません(笑)。困ったのが、家事と父娘の過ごし方です。できる限り準備しておくのか、お願いするのか迷いましたが、本音では夫に家事や育児を手伝うというスタンスではなく、「もっと当事者意識を持って欲しい」と思っていた私。今回の不在を、そのいい機会にしてみることにしました。そのために確認したことや決めたことをご紹介します。
■話し合いで分かった!「いらない準備」
まず出発の2週間ほど前に、話す時間を作りました。
確認したのはこの5点です。
・ 私の希望
・ 子どものスケジュール
・ 夫の希望
・ 予算
・ 夫が分からないこと
私の希望は、絶対にやって欲しい家事として“洗濯”と“子どもの上靴を洗う”家事をお願い。どちらも初めて頼む家事ですが、2泊3日なので、さすがに溜めておけません。次に忘れてはいけない子どものお迎えの時間、習い事の送迎の確認をしました。
迷ったのは二人の過ごし方です。少しは予定を決めたり、食事も作り置きを用意したりした方がいいかもと気を揉みましたが、今回は私も余裕がなかったので、まずは夫の希望を聞いてみることにしました。
夫はじっとしていられないたちで、決められるのが苦手な自由主義者(笑)。聞いてみれば「予定はその日の気分で決める、作り置きも不要」とのことで、勝手に先回りして無駄な準備をせずに済みました!
楽でありがたい限りですが、これで心配になったのはお金のことでした。財布を預けると空になるまで娘のリクエストに応えそうです(笑)。ここは3日間の予算を決めることで落ち着きました。最後に夫が分からないことを確認して話し合いは無事終了。
■「名もなき家事」のシェアで心が軽くなる!
洗濯機を回すところから頼むのは初めてなので、次の日さっそく洗濯の仕方を一から伝えることにしました。すると、洗濯物を集めたり、手洗いのタオルを交換したりと、洗濯機を回すまでにやることが多いことに驚かれました。こんな見えない作業のことを「名もなき家事」と呼んだりするそうです。
今回はじめて「名もなき家事」もシェアすることができて、今まで感じていたギャップ、「こんなにも手伝っている」という夫の思いと、「助かるけどまだまだほんの一部」という私の気持ちの差が少し埋められたような気がします(笑)。
伝えてみて改めて感じましたが、「名もなき家事」から始まり、たたんだ洗濯物をしまうまで、すべてを挙げると実はかなりの作業量です。ふだんからピンチになるとあれこれ手伝ってもらっているので、こんなことを言うのも申し訳ない気もしますが、実際のところ最初から最後まで頼めないと結局どの家事も完全に自分の手を離れず、心の中では「すべての家事を抱えているのは自分」という状態は変わりません。それが、今回初めて、最初から最後までお願いできたことで、気持ちの面でもぐっと楽になりました。
■シェアして初めて気づく、分担を難しくするもの
実際に作業しながら洗濯の仕方を伝えていると、「洗濯ネットの収め方がわかりにくい」と言われました。左から、大・小・中の順になっていたのですが、これは以前の使い勝手に合わせたままになっていたところ。新しい洗濯ネットを使い始めてからはこの順に意味はなくなっていたのですが、そのままにしていました。
新しい洗濯ネットを購入した際の記事:
・ランドリーバッグを使う派も使わない派もお悩みが一挙解決?!「カインズ」のバスケットにもなる洗濯ネットがすごい!
「意味のない順番で、覚えにくい」と言われたので、すぐに大・中・小に変えました。ふだんやらない夫からすればこんな小さなことが積み重なって、ストレスに感じるようです。
でもこれはシェアしてみないとわからないこと。やり方をシェアして日頃からわかりにくいところは直しておくと、分担への道も見えてきそうです。
ふだんやるのは自分でも、いざというときに1つでも完全に頼めるものがあると助かります。千里の道も一歩から!まずはすべての作業を知ってもらって、わからないことをなくすことからですよね。日曜の夜、玄関を開けるのはどきどきですが、まずは伝えられただけでも大きな前進。今回の私の不在は、本当にいい機会になりました。
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ライフオーガナイザー都築クレア
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