おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
今年も日本ライフオーガナイザー協会のSNSで「昨年、買ってよかったもの」についてアンケートを募りました。「ものを買うこと」「家にものを入れること」に対して慎重なタイプが多い片づけのプロたちは、どんなものを紹介してくれたのでしょうか?
目次
■ 水まわりで使ってもサビない「浴室用マグネット」
広島県福山市在住のライフオーガナイザー、橋本裕子さんが2017年を振り返り、買ってよかった!と思うもののひとつは、東和産業の浴室専用「磁着マグネット バスフック」と「磁着マグネット 浴用タオルハンガー」だそうです。
「浴室で使うものは吊るしたり掛けたりして、なるべく床に置かないようにすると、カビが防げるうえ掃除もしやすくなります。ユニットバスの場合、壁に磁石が使えるので、マグネット式のフックやハンガーがとても便利」と橋本さん。
「でも、マグネット式だったら何でもいいわけではないんです。わたしは以前、浴室用ではないマグネット式のハンガーを使って、壁にサビをつけた痛い経験があります。このマグネットはラバータイプなので、湿度の高い浴室で使ってもサビの心配は無用。浴室の壁をキズ付けることもありません。十分に磁力があるので、しっかり壁についてくれますよ」。
詳しくはこちらで:
【2017年ありがとう!暮らしの味方になってくれたモノ】
取材協力・写真提供:橋本裕子
ブログ:暮らしのはこ ~思考と空間のお片づけ~
■ 片づけのプロにも愛用者多数!「クローゼットブランコ」
片づけを職業にしているライフオーガナイザーの間では“定番”といっても過言ではない、impress & organizeの「クローゼットブランコ」。2本のベルトでハンガーパイプに吊り下げるだけで、ハンガースペースを増設できるというものです。
片づけ収納ドットコムでも、こちらの記事でご紹介しました。
>>リフォーム予算10万円! 押入れが大容量クローゼットに変身
東京都国立市のライフオーガナイザー、川鍋ユウコさんも昨年購入して、「本当に買ってよかった!」といいます。
「小学3年生の娘は毎朝、トップスとボトムスのコーディネートを自分で考えています。衣類をたたんで収納していた頃は、『この服にしようかな?』と取り出しては『やっぱりやめた』とぐちゃっと戻し、また違う服を引っぱり出す……を繰り返していたため、クローゼットがすぐにぐちゃぐちゃになっていました」。
「今は、『これとこれ、合うかな?』とハンガーにかけたまま服を合わせてみて、ちょっと違うなと思ったらハンガーごと戻し、選びなおすだけ。衣類が散らかりづらくなっただけでなく、娘はおしゃれが前より楽しくなったようです」。
詳しくはこちらで:
『イライラ』を『楽しい!』に変える収納アイテム
取材協力・写真提供:川鍋ユウコ
ブログ:理想の暮らしと自宅サロンを両立するお片づけレッスン【東京 国立市】
■ インスタでも話題沸騰!「トップバリュの保存容器」
東京都世田谷区在住のライフオーガナイザー、まつたにあさこさんが買ってよかった!ものは、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の「HOME COORDY そのままレンジ保存容器」シリーズです。
「わたしが購入したのは、角型L(2個入)、角型M(4個入)、角型S(5個入)、ご飯一膳用(4個入)。すべて198円(税抜)と格安ですが、本当に使いやすくて気に入っています」。
まつたにさんがこの商品に興味を持ったきっかけは、インスタ(Instagram)だそうです。「フタと本体のフチがフラットで、溝がないため洗いやすいと話題になっていたんです。傷みの目立ち始めた保存容器を買い換えるタイミングで、改めてこの商品について調べてみたところ、洗いやすい、色が白、中身が透けて見える、サイズ展開がある、そして安い! 自分にとっての“好き”が詰まっていると確信したので、まとめて買い替えました」。
保存容器の収納場所は、キッチンのシンク背面の引き出しのなか。買い換え前は、カラフルな保存容器のフタが気になっていたそうですが↓
買い替え後の引き出しは、見た目もすっきり↓ 「またひとつ、自分のお気に入りが詰まった空間ができて満足しています」。
詳しくはこちらで:
【2017年】自分の”好き”を知って買ってよかった、ベスト3!
取材協力・写真提供:まつたにあさこ
ブログ:世田谷 親と子のスマートライフ お片づけで快適な暮らし
埼玉県川口市のライフオーガナイザー、尾花美奈子さんも、この商品を「2017年もっとも買ってよかったもの」としてあげています。あわせてこちらもチェックしてみてくださいね:
これ以上楽なモノはない!楽家事に必須!2017購入品TOP3
■ お客様15人のおもてなしで大活躍!「三連小皿」
お正月には毎年13~15人を自宅に招いておもてなしをするという、静岡県沼津市在住のライフオーガナイザー、西川明美さんが買ってよかったものは「三連小皿」。
「テーブルの中央に料理の大皿や重箱、お寿司の大桶などを並べ、ひとり3個くらい取り皿や小皿を使うため、いつもテーブルの上がいっぱいになってしまうのが悩みでした。そこで今年のお正月は三連小皿を購入し、取り皿、小皿の代わりに使ってみることにしたんです」と西川さん。
「三連に凹んだ小皿の1つはお寿司のお醤油用、あと2つはかなり小さ目ですが取り皿として使用しました。ランチョンマットのイメージで、ペーパーナプキン半分をひとり分のスペースとして仕切ることで“小皿やコップが自分のものなのか、隣の人のものなのかわからなくなってしまう問題”も解決。大満足です!」
詳しくはこちらで:
三連小皿はお正月食卓の救世主
取材協力・写真提供:西川明美
ブログ:片づけから幸せをよぶ暮らしのスタイリスト西川明美のブログ「yamaneco的、日々の暮らし」
■ 冷蔵庫の整理整頓に効く、おいしい塩「こうじ塩」
兵庫県芦屋市在のライフオーガナイザー、萩美規子さんが買ってよかったものは、千年こうじやの「こうじ塩」。粉末にした麹に塩を加えた調味料で、肉料理には「黒胡椒ガーリック」入り、魚料理には「バジル&パセリ」入りがおすすめだそうです。「お肉やお魚にすり込み、焼くだけで自慢の一品ができ上がります。素材のおいしさを引き立てながら、味わいを深めてくれるんですよ」。
「料理に自信がなく、素材の味より“味つけ”に頼っていたころは、お店で新しい調味料を見つけるたびに買ってしまい、ソースやドレッシング、スパイスなどをたくさん持っていました。でも、『こうじ塩』で素材の味を楽しめるようになったら、大量の調味料を持つ必要がなくなったんです」。
「こうじ塩」に出会う前の冷蔵庫のドアポケット(下の写真左)と、出会った後(同右)を比べると、一目瞭然。「おいしい塩のおかげで冷蔵庫が片づいちゃうとは……『こうじ塩』さまさまです!」
詳しくはこちらで:
これに出会って、冷蔵庫が片づいた!!2017年の私のヒットしたモノは~
取材協力・写真提供:萩美規子
ブログ:*お片づけステップ*
■ 磨き癖がついちゃう!?自然派クレンザー「ハイホーム」
愛知県長久手市在住のライフオーガナイザー/一級建築士、あさおかまみさんが買ってよかったものは、日本珪華化学工業の石けんクレンザー「ハイホーム」。温泉に沈殿する“湯の花”の一種である珪華石にヤシ油使用の石けんを配合した、自然派のクレンザーです。
「これまで使っていたクレンザーは液体のものだったのですが、『ハイホーム』は泥パックのような半練りタイプ。少量の水を加えて練り伸ばし、くるくるとこすりながら汚れを落とします。液体のようにタレないので、ドアノブや鏡といった垂直面でも使いやすいですよ」。
こちらは「ハイホーム」で磨く前のヤカン↓
磨いた後は↓
「そのほかにも、経年によって汚れや色が沈着したキッチンのワークトップ(人造大理石)や、うっすらと水垢のたまったトイレタンクの手洗い場や浴室の鏡、知らぬ間に点サビの浮いたドアノブや時計のフレームなどもきれいになりました。よく落ちるから楽しいんですよ。今年も、あっちこっち磨こうと思います!」。
詳しくはこちらで:
2018年になりあらめて思う、去年買って良かった物
取材協力・写真提供:あさおかまみ
ブログ:暮らsing 〜キッチンから暮らしを整える〜
7人のライフオーガナイザーが「買ってよかった!」というものには、7人7様の理由がありました。みなさんの2017年はいかがでしたか? 「これは買ってよかった!」というものがあれば、Twitterで片づけ収納ドットコムのアカウント(@katazukeshuno)をフォローして、「#買ってよかったものとその理由」というハッシュタグをつけてツイートしてください。編集チームがこっそり拝見いたします!
2016年版、「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」はこちら:
・片づけのプロ7人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」
・2016年、買ってよかったもの発表! ●●●で掃除機がけがラクになりました
・2016年、買ってよかったもの! プチストレスを取り除いてくれた3つのキッチングッズとは?
・2016年、使ってよかったサービス! 「布団の丸洗い」宅配サービスで楽にきれいに
・2016年、使ってよかったサービス! 包丁の切れ味を取り戻す「砥ぎ直し」サービス
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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に