おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
お勤めの方には、「仕事に必要なツールはバッグに入っている」という方が多いのでは?と思います。かく言う私もその一人。デスクにバッグの中身を取り出せば、そこがオフィスに早変わりします。今日は、ダイニングにバッグの置き場を確保したら、食卓が快適なスモールオフィスになった、わが家の仕組みを紹介します。
■収納場所に置いたら、使うツールが使いたい場所にない?!
私が自宅で仕事や事務作業をするのは、もっぱら子どもたちが起きてくる前のダイニングテーブルです。これまでは、夫のワークルームからパソコンや資料を、クローゼットから通勤バッグをそれぞれダイニングに持ち込んでいました。ですが、いちいちあちこちから持ち込むのが面倒に。仕事中の夫や、クローゼットのある寝室で眠っている子どもたちのそばで、ゴソゴソするのも気になっていました。
■通勤バッグ=仕事道具の収納と考えてみたら……
よくよく考えてみると、自宅での仕事に使うのは、ほとんど通勤バッグの中のもの。スケジュール帳とToDoリストを兼ねたノートや、今取り組んでいる仕事の書類は、日中もバッグに入れて持ち歩いています。筆記用具やスマホもそうです。
つまり“通勤バッグ”は、家に持ち帰るとそのまま“仕事道具の収納場所”となるわけです。
そこで、通勤バッグの置き場をクローゼットからダイニングテーブル近くに移すことにしました。一見すると、テーブル周りには収納がなさそうですが、実はソファーの後ろにシェルフがあり、子どもたちの文具やお絵かき帳などを置いています。そこを整理して、バッグの置き場を確保することにしました。
バッグは玄関からダイニングに入っていちばん近い場所に。帰宅後すぐにさっと置けるので、床置きもなくなりました。日中持ち歩くことはまれなパソコンも、自宅では欠かせない仕事道具。こちらは電源につなげたまま収納できるように、専用スペースを作りました。常に充電できているので、実際に使うときは、コード入らずなのも便利です。
■バッグを入れ替えない派にもオススメ!
もともと日々中身を入れ替えるのが面倒で、通勤バッグは春夏でひとつ、秋冬でひとつを毎日使い倒して、シーズンごとに入れ替えるようにしています。この習慣がバッグを収納スペースにする、スモールオフィスにもぴったりでした。
翌日も同じバッグを使うので、帰宅したらクローゼットを経由せずに、そのまま“仕事道具の収納スペース”として、ダイニングに直行。翌朝の出勤時には、そのまま持ち出すだけで手間いらずです。
バッグのそばには、ファイルボックスをひとつ用意しています。こちらはその日に持ち歩く必要のない書類を入れておくためのもの。ひとつ一時置きを作っておくことで、持ち歩く書類は最小限にできます。翌朝の自宅仕事の際には、必要なものが近くにすべて揃った状態ですぐに仕事にかかれます。
バッグの中では、バッグインバッグ代わりに小さなファイルボックスを使っています。こちらも必要なものがワンアクションで取り出せて、テーブルの上にも自立して置いておけるので便利です。
通勤バッグを自宅での“仕事道具の収納場所”と兼ねることで、食卓やちょっとしたスペースがワークスペースとして活用しやすくなりました。これから仕事を始めようとか、資格を取ろうという方にもおすすめです。自宅でも外のカフェなどでも、いつでもどこでも、バッグひとつですぐに作業にかかれますよ。
しかもその前提で置き場を確保すれば、「家の中でバッグをあちこちに置いてしまう」というお悩みも解決します。よかったらお試しください。
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし