おはようございます。
4人のこどもをもつライフオーガナイザー中矢くみこです。
小学校になると増える、登校前や帰宅後の準備。小2の長男も、1年生になったばかりのときは忘れ物が増えました。
「(登校前、帰宅後に)いまいち、何をすればいいのかわからない」と話してくれたことをきっかけに、支度ボードを作りました。それから1年半ほど経つ今でも、便利に使っているようです。
今回は、ゲーム感覚を取り入れた支度ボードの作り方やコツについてご紹介します。
■ 支度ボードを作る前にはこの3つをチェック!
まずは、必要な項目を書き出すのですが、「何をすればいいのかわからない……」と言っている息子には少し難しい。
そこで、2人で
①忘れ物や忘れそうなこと
②息子によく言っていること(〇〇したの?など)
③習慣化すると良いなと思うこと
を数日間チェックしました。
書き出してみると、「項目が少し多いかな?」と感じたので、同じような内容は一つにまとめながら、最終的に6つの項目に絞りました。
この数は息子が「6つならできる!」と決めたのですが、今になって思い返すと、本人が「できる!」と思える数を話し合って決めたのは、やる気につながったようです。
■ しっかり作る前に、簡単なサンプルでお試し!
マグネットタイプの支度ボードを作ろうと考えていましたが、双子の弟たち(当時1歳)が触って「いつのまにかない!」とケンカになりそうな予感が……。
そこで壊れにくいことを優先し、帯状のカードをぶら下げたサンプルを作ってみたところ、「ゲーム感覚で楽しい!」と好感触。
名づけて「くるりん支度ボード!」。
赤文字で「登校前の支度」、裏返すと紫文字で「帰宅後の支度」が書かれていて、登校前の準備が完了し”くるりん”と裏返すと、自動的に帰宅後の項目に変わっている!というしくみです。
このサンプルで項目を修正しながら1~2週間使いましたが、色の違いがもっとある方が良いことも分かったので、その点を修正。実際に使う支度ボードを作りました。
■ 家にある材料でできる!「くるりん支度ボード」の作り方
<材料>
・コルクボードや厚紙など
・厚口インクジェット印刷用紙
・タコ糸(家にあるヒモや細めのリボンなど)
・割り鋲(なかったら別の方法で固定)
<使う道具>
・ハサミ
・テープのり(もしくは両面テープ)
・穴あけパンチ
・キリ
・太マジック(黒と白)
紙はお好みのもので良いですが、厚口インクジェット用紙を使うことで破れにくい札になります。
<作り方>
白のペンは「セリア」にて購入。
わが家では”帰宅後の項目”を黒板風の面に、”登校前の項目”を白い面に書いています。
札を画鋲でとめていたこともありましが、コルクボードによっては画鋲が外れやすかったので、割鋲にしました。「割鋲はあまりなじみがなくて…」という方は、下の写真のようにコルクボードの裏側にテープで貼って固定する方法もあります。
使い始めてからは、息子の困っている様子や忘れ物が減り、本人も自信がついたようです。さらに、どんな支度が終わっているのか見える化したことで、私の「〇〇やった?」という心配や小言(汗)が減り、安心感も生まれました。
最近では、すっかり習慣になった支度内容。それはいいことなのですが、「わかっているから」と支度ボードで確認しなくなると、忘れ物をすることが増えてきました。
そこで、改めて支度について息子に聞いてみると、項目は変えたいものの支度ボードは継続して使いたいようです。
思ったより長い間使っていることから気がついた反省(改善)点、そして同じタイプの支度ボードを年中の娘に作ったにも関わらず活用されなかった失敗談(汗)については、後編でご紹介します。
(後編へつづく)
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー中矢くみこ
ブログ: 男の子+女の子+双子とのやったね!を探す暮らし