おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
日本ライフオーガナイザー協会のSNSで「愛用のまな板と収納法」についてアンケートを募ったところ、たくさんのライフオーガナイザーが回答を寄せてくれました。そのなかから厳選した7人の回答のうち、前編では3人の片づけのプロの“まな板事情”をご紹介します。
■ ゴム製まな板2枚とクルミ材のまな板。合計3枚
東京都在住のライフオーガナイザー、中山あいこさんは、テクノ月星の「ゴム製まな板」(18 x 24cm)2枚と、木工作家の堀宏治さんのクルミ材のまな板(18 x 31.5cm ※ハンドル含む)1枚を使い分けているそうです。
日々の調理で使っているのは「ゴム製まな板」(上の画像)。食洗機対応で熱湯消毒もOK。ゴム製なので包丁の刃あたりがよいうえ、汚れや臭いがつきにくいことなどが、このまな板を選んだ理由だそうです。「合成ゴムまな板専用の“まな板削り”で、ときどき表面を削ってお手入れしています。黒ずみもキレイになりますよ」。
クルミ材のまな板(上の画像)は、お皿がわりに活用しています。パンやパウンドケーキを切り分けたら、そのままテーブルへ。見た目もとっても素敵なので、違和感がありません。
合計3枚のまな板の収納場所は、キッチンのシンク下。毎日使う「ゴム製まな板」は手前に、たまに使うクルミ材のまな板は奥側に収納しています。
「この扉裏には、包丁差しがついています。まな板と同時に使う包丁の近くに収納することで出し入れがラクになり、スムーズに調理できています」。
詳しくはこちらで:
*長持ち&ずっと清潔【お気にいりのまな板】
取材協力・写真提供:中山あいこ
ブログ:生活のメモ
■ ゴム製1枚、プラ製3枚、ヒノキ製1枚。合計5枚
愛知県長久手市在住のライフオーガナイザー、あさおか まみさんが愛用するまな板は3種類。ゴム製まな板1枚、プラスチック製ミニまな板3枚、ヒノキ製まな板1枚の合計5枚です。
なかでも出番が多いのは、ゴム製まな板(38 x 29cm。下の画像右側)。「19年前、結婚したときに購入して以来ずっと愛用しています。どこのメーカーのものかわからないのですが、店員さんから『素材は硬質ゴムでメンテナンスがラク、熱に強く、包丁の当たりがやわらかい』という説明を受けて選びました」。
ゴム製まな板の手前にあるミニまな板は、アウトドア用に購入したPre-mier(プルミエ)の「使い分け抗菌プチまな板3Pセット」のうちの1枚。使い勝手がよいので、キッチンでも使うようになりました。
「少量の野菜を切るのにちょうどよい大きさで、端が少し立ち上がっているからトレーのようにも使えます。まな板ごとガスコンロにかけた鍋に持って行き、切ったものをざざーっと入れられるのが便利です」。
まな板の収納場所は、使用頻度別に2カ所に分けています。毎日使うゴム製まな板やミニまな板は、ガスコンロ横が定位置。100円ショップで買ったスタンドに、そのまま立てかけています。たくさん野菜を切るときや誰かに手伝ってもらうときにしか使わないヒノキ製まな板は、ガスコンロ下の引き出しが定位置です。
「本来は調味料を収納するための引き出しだと思いますが、自宅にある調味料と大きさが合いませんでした。私にとっては引き出しの位置が低く、ものが出し入れしづらい場所だったので、使用頻度の低いまな板を収納することにしたんです。引き出しを開けておけば、まな板の天日干しまでできちゃいますよ(笑)」。
詳しくはこちらで:
まな板5枚ありました
取材協力・写真提供:あさおか まみ
ブログ:暮らsing 〜キッチンから暮らしを整える〜
■ ヒノキ製まな板1枚とプラ製まな板2枚。合計3枚
神奈川県厚木市在住のライフオーガナイザー、松井陽子さんがいちばん好きなのは、「包丁が当たる音や感覚がよい」という木製のまな板。けれどもキズつきやすいため、肉や魚を切った後は雑菌が繁殖しないよう手入れするのが大変です。そこで松井さんは、木製のものとプラスチック製のもの、合計3枚のまな板を切る素材によって使い分けることにしました。
ヒノキのまな板(42 x 21cm)は野菜、シート状プラスチックの白いまな板(32 x 21cm)は肉や魚、厚みのあるプラスチックの緑のまな板(28 x 20cm)は主に旦那さんが調理済みのものを切るときに使っているそうです。「シート状のまな板は、一枚だけだと包丁の当たる音が気になるので、ヒノキのまな板にのせて使っています」。
収納場所はキッチンのシンク上にある水切りラック。「まな板を使い終わるたびにさっと水を切り、水平にして収納しています」。
まな板をのせている収納用品は本来、棚板に吊り下げて使うもの(下の画像)だそうですが、「わが家の場合、シンク上の吊り戸棚の下には照明が、水切りラックの下には水栓があるため、吊り下げられないんです」。
「だから上下を逆にして(下の画像)使ってみたところ、3枚ともうまく収納できるようになりました」。
詳しくはこちらで:
音と買い替えが優先です!わたしのまな板選び
取材協力・写真提供:松井陽子
ブログ:綺麗のたね 〜お片付けと骨格スタイル分析で見つけるあなただけの綺麗
後編では、さらに4人の片づけのプロの“まな板事情”をご紹介する予定です。楽しみにお待ちくださいね。
(後編へつづく)
「まな板」に関する記事はこちら:
・【片づけのプロのもの選び】まな板のカビ問題にさよなら!手入れがラク+収納性の高さ+見た目の良さで選ぶならこれ!!
・楽できる!ゆとりを生んだ木製まな板との付き合い方
・時短につながるキッチンを目指して選んだ、自分に合うまな板と収納方法とは?
・自分の“楽“を優先していい! 台所しごとが苦手さんのまな板選びと収納法
・もっと料理したくなる?! 100均のまな板シート、おすすめしたい3つのメリット
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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に