残り物は捨てる? もったいないから無理して食べる?「ちょい冷凍」のススメ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

食事の際、せっかく作った料理を、思いのほか家族が食べなかったということは、ありませんか?
そんなとき、もったいないからと無理して食べますか? それとも捨てていますか?
薬味やお菓子の材料に少しだけ使った材料の残りを、使いきれずに腐らせてしまう。そんな経験ありませんか?

無理して食べる、捨ててしまう以外に、もう1つの解決法として、「ちょい冷凍」してみるのはいかがですか?

■生卵、小松菜、生クリーム 冷凍できるものは意外と多い

わが家は、主人の仕事の都合上、夕食やお弁当を作った後に、「今日は要らない」と言われることがあります。また、主人の田舎から、野菜や卵をいただく機会も多いです。そのため、以前は残った料理を処分する、大量の野菜を活用できず腐らせる、ということが多かったのですが、食べ物を無駄にするのって心が痛みますよね……。

ですから、無駄にしないようにするには?と雑誌やネットなどで調べるようになりました。調べていくうちに、意外と冷凍できるものが多いことを知り、驚きました。知るとやってみたくなる性分なので、ちょっと料理が残ったときや、同じ食材をたくさんいただいたときは、冷凍にチャレンジするようになりました。

生卵も冷凍できるって、ご存知ですか? 何かと使う卵、冷凍できれば便利です。冷凍卵も、焼けば目玉焼きになりますし、汁物にそのまま入れてもいいですし、安売りする機会も多い食材なので、うまく活用できると節約にも役立ちそうです。

他にも、小松菜はザクザク切って冷凍すると、解凍後絞ればお浸しにもなりますし、そのまま炒め物にも使えます。お弁当に少しだけ緑が欲しいなんてときにも、便利。

お菓子作りで、少しだけ残った生クリームなどの賞味期限が気になる乳製品も、冷凍することができるので慌てなくて済みますね。

参考記事:
お弁当の定番おかずは“冷凍保存”。卵焼きも冷凍OK!
毎日の調理時間を短縮! 野菜のカット&冷凍保存で時間を生み出す

■自家製冷凍 有効活用するために気をつけたこと

いろいろな食材を冷凍できることがわかりましたが、実は最初のうちは冷凍しても使いこなすことができず、駄目にしてばかりでした……。
原因は、保存の仕方と収納方法。

冷凍できる食材だからと、販売されているときの食品トレーや袋に入ったままの状態で冷凍庫に入れていましたが、たくさんの空気にふれる状態で冷凍庫に入れても、すぐに冷凍やけしてしまいます。味が落ちるので、結局、無駄に。

そこで、ラップで包む、ビニール袋に移すなど、できるだけ空気を抜いて冷凍するように変更。ペーパータオルなどで水気をとるようにも気をつけました。

また、せっかく冷凍しても、すぐに冷凍したことを忘れてしまうため、常に目に入るように同じ保存容器に入れて、立てて収納するように冷凍庫の中を整えていきました。

冷凍するまでに少し手間はかかりますが、少しずつ改善していったことで使いやすくなり、活用方法も広がりました。

■困ったときも、クオリティタイムにも使える「ちょい冷凍」

夕食のおかずがちょっとだけ残ったときなど調理したものを冷凍した場合は、後日に味を変えて違う料理として登場させることが多いです。たとえばミートボールなどは、市販のソースと一緒に温めれば、いろいろな味で楽しめます。調理してあるものは短時間でできあがるので、寝坊した朝のお弁当作りなど、あると安心です。

また生クリームなどは、ホイップした状態で冷凍しておくと、使いやすくて便利です。

ふだんコーヒーはブラックで飲みますが、たまに甘いものが飲みたくなります。
1人でゆっくりできるときに、生クリームを入れてコーヒーを楽しむ。

無理して使わなくても、処分しなくても、ちょっとした手間で、あとで楽をしたり、楽しんだりすることもできるのです。

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