小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。

戸建てのわが家には、クローゼットや押し入れなどの収納スペースの他に、2階の天井の上に小屋裏収納があります。家を建てるとき、設計事務所の方が「収納スペースを増やしたいなら小屋裏収納があれば便利ですよ!」と言われ、使いこなせるかどうかは深く考えず、作ってもらいました。

けれども、いざ使ってみるとさまざまな気づきが……。今回は、小屋裏収納を実際に使ってみて気づいたメリット、デメリット、現在の活用方法をご紹介します。

関連記事 >>小屋裏収納、活用していますか? 上がり方を選べば活用の幅がぐんと広がる!

■小屋裏収納はどんなタイプ?

小屋裏収納の場所は、2階の廊下の真上です。約2畳ほどのスペースがあり、いちばん高いところで高さは101cm。立つことはできないため、モノの出し入れはかがんだ状態になります。

小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

出入りは、専用フックで天井にある入り口を開け、可動式の折り畳み階段を下ろします。使っているうちに慣れましたが、階段の出し入れは意外と重いです。手すりが右側にあり、上がるのはラクですが、下りるときは急な傾斜でステップが狭いため、モノを持った状態で下りるときはけっこう慎重になります。

小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

■小屋裏収納を使ってわかった3つのこと

実際に小屋裏収納を使ってみて気づいたことは次の3つです。

①持ち込んだら持って下りるのが面倒。しかも暑い!

引っ越しをした当時は、来客用布団、スーツケース、本、衣類などさまざまなものを小屋裏収納に入れました。いざ、持って下りるとなると手間がかかり面倒に……。さらに、屋根裏は熱がこもるため、夏はサウナのようにかなり蒸し暑く、長くは居れません。見直しをするのも億劫になってしまい結果、そのまま1年以上放置状態になってしまいました。

②使っていないモノのため込み、忘れてしまう

気づけば、使っていないモノを次々と小屋裏収納に持ち込み、「これなんだっけ?」と入れたことすら忘れてしまうモノも。唯一残っていた6年前の写真がこちら。

小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

上に上がれないくらい奥までパンパンに詰め込み、モノをため込む場所となってしまいました(苦笑)。

③重いものは不向き・一人では下ろせない

30cmほどのバンカーズボックスを小屋裏に置いてモノの管理をしてみましたが、重くなると一人で持って下りれません。両手がふさがった状態で階段を下りるのは、不安定でかなり危ないです。結局、紙袋に入れ替えて何回に分けて下ろした経験も。

やみくもに小屋裏収納にモノを上げてしまうとあとが大変ということを身にしみて感じました。

■使いづらさをふまえた上での小屋裏収納の使い方

最初は思うように使いこなせなかった小屋裏収納。現在は気づきを活かしてこのように使っています。

①使用頻度が低いクリスマスツリーや子どもの作品を置く場所に

クリスマスツリーやツリーの装飾品などの季節もの、子どもの作品など、使用頻度の少ないモノを置いています。

小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

クリスマスツリーはボックスに持ち手があり、バンカーズボックスに入れた装飾品は軽いため片手で持ち、上げ下ろしができます。何度も出し入れするモノなら面倒ですが、年に1~2回程度なら無理なく続けられます。バンカーズボックスに1箱分だけと決めて残している子どもの作品も、軽いものばかりで見直しをするのも年に数回程度。作品を持ち込み、その場で入れることもあるため、ボックスは階段を上がったすぐ手前に置いて管理しています。

小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

②人が上がれる程度のスペースを確保する

ついスペースがあると入れてしまいたくなりますが、持ち込みすぎて中まで入れなくなると不便になることは経験済み。上まで上がれるのと上がれないのでは、モノの出し入れのしやすさは格段に変わるので、入れすぎないことを意識しています。

③定期的な見直しをする

生活をしているとすぐには手放せないけど、とりあえず置いておきたいモノってやはり出てきますよね。誰かに譲る可能性のあるおもちゃの空き箱や、今は必要ないけどしまうとき必要な扇風機のケース。使ってないけど置いておきたいモノなどは、「それ本当にいる? 置いたら最後。出さなくなるかもよ!」と自分に問いかけながら置いてます(笑)。

小屋裏収納、本当に使いこなせる?? 使ってみてわかったメリット・デメリットとは?

年に1~2回、ふだんのゴミに出せない大型ごみを市のクリーンセンターに持ち込むので、そのタイミングで小屋裏収納の定期的な見直しも忘れません。

小屋裏収納は、目に触れないし、ふだんの生活には支障がない場所なので、ちょっと置くためには正直あると便利です。とは言え、「とりあえず……」と置きっぱなしにしがちな面倒くさがりタイプの私は、放置してしまう傾向も。フル活用するよりは、困ったときは使い、定期的な見直しをするなど自分に合わせることは必要だなぁと感じています。そこに住む人のクセにあわせた仕組みづくりを取り入れることで活用の幅は広がるかもしれませんね!

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

LINEでの情報配信を開始しました!
ぜひ友だち追加をお願いします。
友だち追加

ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ:クローゼットの片づけからはじめる快適な暮らし

メンバー紹介
手放し先リスト
雛人形の収納